見出し画像

定年後働き方プラン(2025/1/17時点)

はじめに

定年後の働き方について、最近は本業の勤務中でも思いを巡らせることが増えました。これは決して現職への集中力が欠けているわけではありません。自身がその年齢に近づいてきたことも一因ですが、最も大きな契機となったのは、私の部署のメンバーの一人が数ヶ月後に定年を迎えることです。

この状況を通じて、二つの重要な問いと向き合うことになりました:

  • その方にとって「最も充実した仕事の形とは何か」

  • 自分自身にとっての「理想的な働き方とは何か」

戻りますが、表題に日付をいれたのは、今後自分が置かれた環境の変化によって、考え方が変わっていく可能性があることを考慮しています。(笑)

選択肢

私の勤める会社では、定年後の働き方として主に4つの選択肢が用意されています。大企業ではありませんので、役職定年制度は設けられていません。

  1. 管理職(ライン長)としての継続

  2. 一般職としてのフルタイム勤務

  3. 一般職としての短時間勤務(半日)

  4. 完全退職(あるいは独立)

第1の選択肢は、代替が困難な専門性や知識を持つ人材に限定されており、一般的には第2・第3の選択肢から選ぶことになります。興味深いことに、第4の選択肢を選ぶ方はほとんどいないようです。独立するのもリスクがありますし、年金開始が65歳からということも大きな要因だと考えられます。

定年後の処遇を検討する際の重要な課題は、給与水準の変更がモチベーションに与える影響です。特にフルタイム勤務を継続する場合、業務量がそれほど減少しないにもかかわらず、給与が大幅に下がるケースでは、働き甲斐の維持が難しくなる可能性があり、場合によっては望まない退職につながることもあり得ます。

自身のセカンドキャリアプラン

私個人としては、以下のような優先順位で選択肢を考えています:

  1. 理想的なシナリオ:完全独立(選択肢4)

  2. 現実的な代替案:副業&短時間勤務から独立を目指す(選択肢3)

  3. 最終手段:フルタイム継続(選択肢2)

独立が理想ではありますが、会社員である現状で独立までの道筋が見えているわけではありません。特に重視しているのは、定年までの5年間で副業を軌道に乗せ、経済的自立を実現することです。
そして、自分のしたことによって、自分以外の誰かに喜んでいただける風景を作り出すのを目指したいのです。

選択の重要性

定年後のキャリア選択は、若い方々の入学や就職とは異なり、「やり直し」の余地が限られていると考えています。
時間的な猶予があまりなく、選択肢も好条件なものが少なくて、やり直しの幅が限られてしまうからというのがその理由です。
そのため、以下の点が特に重要だと考えています:

  • 主体的な選択肢の開拓
    独立や副業のめど付けが、上の選択肢決定の大きな要素です。
    受け身でなく、自身の一番有効・得意と思われる行動を見出し、どの内容で自立していけるのかを明らかにする必要があります。

  • 明確な軸の確立と外部に振り回されない判断力
    最終的には自分の人生なので、自分が後悔しないことが最重要です。それには、何か周りからのちょっかいがあっても、自分の軸と照らし合わせ、対処を決定していかねばと思います。
    変なおいしい話の”セミナー”とかには捕まらないようにしないとw

最終的には、自分自身が納得できる形で決断を下し、その選択に全力を注ぐことが大事であると考えています。
そうすることができるよう、これからも知識や経験を積んでいきたいです。


いいなと思ったら応援しよう!