これだけ食べてたら生きていけるなら食べてるもの5選
はい、どうもどうもこんにちは
ご存知『ダブルムーンひろし』だよ
中学生の頃、お小遣いを握りしめて観に行った映画
「マトリックス」
中学生の私はその面白さに引き込まれDVDを買い、ゲームを買い。グッズを買い。
その後の人生でも「キアヌ・リーブス」という文字を見ると居てもたってもいられなくなってしまった。
休日にはキアヌの真似して公園で鳩に餌をやったり、地下鉄で人に席を譲ったり。パパラッチのカメラ奪って走り去ったりしてた、嘘です。
今までで一番見た映画は「マトリックスシリーズ」か「スティング」なんじゃないかって思ってる。
いやまて。メリーポピンズも入るしなんならディズニー系は垂れ流しで見てしまうからどれが一番かなんて分からん。
下手したら最近見すぎてる「ズートピア」が一位かもしれん。
うん、きっとズートピアだ。間違いない。
セリフとかめっちゃ覚えてるし
そうに違いない
うん、うん
さて、今更ネタバレもクソもないと思うが一応マトリックスの説明をしよう
今、我々の見ている現実世界(マトリックスの世界)は実は存在せず、数百年先、未来の地球で眠っている人間が見ている「夢」が今我々の見ている世界なのだ。つまりこんな感じ
【現実世界】=【未来の世界で眠っている自分の夢】
その数百年先の未来では機械が全ての実権を握っており、人間はエネルギーとして栽培されている。カプセルに入れられてその生体エネルギーを機械たちの世界で使う電気エネルギーとして変換しているのだ。
人間の生きる気力を消さないために仮想現実の夢を見させている。
その数百年先の本当の世界を「ザイオン」と呼び。
マトリックスの世界とザイオンの世界を行き来できる人間がいるのだ。
主人公のネオはモーフィアスってキャラによってザイオンの世界に入れてもらった。
ザイオンでは人間はもうそれはそれは肩身の狭い思いをして隠れて暮らしている。(見つかると殺されちゃう)
そして、ザイオンでの食事はとても味気ないもので、写真の冷めたおかゆみたいなものをいつも食べている。
ザイオンでの食事シーン↓
食事の内容↓
この冷めたおかゆを主人公ネオが食べる時、隣にいたマウスがこう言う
「見た目はゲロだけどさ、これさえ食べておけば栄養は問題ないんだぜぇ〜〜」(詳細はよく分からんがこんなニュアンスで言ってた。)
そのシーンを見た私は「なんかいいな」と
そんなシンプルな食事いいな。と
そのシーンが印象的だった私はその後、各国の原住民の食事を見てると
「タロイモ」しか食ってねーな。ザイオンかよ!とか
「とうもろこしを粉にして練ったもの」しか食ってねーな。ザイオンじゃん!とか
「日本人も昔はほぼ米しか食っとらんやんけ」さながらザイオンだな!とか
その度にマウスの言葉を思い出し、ザイオンの生活に思いを馳せていた。
そんなわけで私もマウスに習って
「これだけ食べてたら生きていけるなら迷わずそれだけ食べてますリスト」
を考えた。
ザイオンの暮らしでは、仕方なく冷めたおかゆを食べているがそれさえ食べていれば生命活動に十分な栄養は取れる。
そんな、それだけ食べていれば行きていける食べ物を現状自分が好きな食べ物で考えてみた。
では前置きが長くなったがスタート
0|概要
まずザイオンの民には申し訳ないが「それだけ食う」という基準にはもちろん「おいしいもの」という大前提がある。私は冷めたゲロをおいしく食べたいんじゃない単純においしいものを食べたいのだ。
単純においしいものを三食ずっと食べたいのだ。
その「おいしいもの」という大前提の上に「それだけでおいしいもの」という前置きもつく。
つまり「それを食べるだけで満足感がやばい。」ってやつ
せっかくそれだけを食べて生き永らえようってんだから満足感が爆上がりのやつじゃないとランクインは許さない。毎度「うまいなぁ、うまいなぁ」と体を悶えさせるくらいの攻撃性がないとダメだ。
そして原材料はシンプルであること。
それとなんとなく古来からあるものみたいなイメージも大事だ。
「太古の昔から存在する食材」ということが大事。
マトリックスをみてこのブログを書こうと思ったわけではない
マトリックスをみて、原住民のシンプルな食生活を見て思ったのだ。
マトリックスを軽んじることは許すが、原住民を軽んじることは許さない。リスペクトを持って考えたい。今となってはマトリックスよりジョン・ウィックだから。
ジョン・ウィック面白いよね。
リストの選定にあたって、わかりやすく除外されるのは「らーめん」だ。
らーめんはそれだけでおいしい訳ではなく。出汁やスープ、麺、トッピング。あらゆるものが総合的に合わさっておいしい。つまり反則。
そして、太古からある食材という意味で「アボカド」とかは違う。
アボカドに失礼だが日本人の私にとってアボカドという野菜?(実?)は最近出てきたポッと出の存在で、たとえあいつが恐竜の時代から生きてても許しません(なにが?)
日本人なら「おにぎり」さえ食っとけばいいみたいなそんなイメージ。
今回のランクに「おにぎり」は入っていないがそんなイメージ。
では行きましょう。
1|きなこもち
毎年お正月に食べているわけだが、毎年思う。
「もうずっと朝ごはんこれでいい」って
毎年、きな粉と餅が同時に終了しないので、
きな粉は残ってるけど餅がないから餅を買う。
餅は残ってるけどきな粉がないからきな粉を買う。
を繰り返して3月でも平気な顔してきな粉もちを朝ごはんにしてる時がある。
きなこ餅のなにがいいって茹でてかければ食えるという簡単さがいい。
茹でなくても水と一緒に電子レンジでチンして柔らかくしたら問題ないから何と言っても食べやすい。
脂っこくないし、しつこくないし、汚れないし
最高に食べやすい。
甘くておいしいからコーヒーにも合う。最高のお茶請けであり朝ごはんである。
柔らかくて色が少なく、見た目のシンプルさがザイオンを彷彿とさせる。
米ときな粉という昔からある食べ物の組み合わせも最高だ。どっかの原住民と変わらない食べ物だろう。
では次。
2|チーズピザ
自分で自分のメモを見てびっくりした。
チーズピザ?
私はチーズピザが好きなのか。
でも食べた時のことを考えたら正しい答えだ。
これはチーズピザでなくてはいけない。
マルゲリータではダメなのだ。マルゲリータは複雑すぎる。あんなものはおいしいに決まっている。美味しいものしか入れてないのだからそりゃおいしいに決まっとるやないかい。
スーパーで買ったピザを食べた時に思ったのだ
「こんなシンプルなのに暴力的なうまさがあるか!?」と
チーズと生地の組み合わせはとてもシンプルだが満足感はLEVEL4だ。T.M.Revolutionの西川さんもビックリ。
練った小麦とチーズだけでなぜこんなにもうまいのかと
熱々だともう死ぬんじゃないかってくらいやばい。そうだ、熱々だと恐ろしいくらいの満足度だ。
昔誰かが言っていた「あまいはうまい」
違う違う「あついはうまい」だ。
熱々のチーズは人の幸福度を底上げする能力があるに違いない。これはDNAに刻まれた記憶に違いない。前世の記憶に違いなぁーーーいっ!
いや、なんならトマトとかサラミ載せたら味が落ちるんじゃない?他のピザになると色々トッピングが増えすぎているためにボツだ。
シンプルな事が大事。
そしてチーズも生地(小麦)も古来からあるイメージだ。
ローマの頃からあるはずだ(適当)
トマトとかってほら、なんか、品種改良とかじゃん?(多分)
次。
3|チーズナン
これはほぼチーズピザと一緒
インド人の友人が作るチーズナンはこの世で一番うまい食べ物なんじゃないかと思ってる。彼らはよく言う、「ナンなんて日常で食べない。」どうやらナン=カレーは日本人が作り出した幻想のようだ。なぜあんなに美味しいものを食べないのか。それはきっとカレーがもっと美味しいからだろう。
だって彼らはカレーにアホほどのバターやヨーグルト、マヨネーズを入れる。乳製品は事足りているのだろう。
焼きたてのチーズナンは食べると脳みそを直接殴ってくるような幸福感がある。あんなかわいい見た目のくせに暴力的だ。まるで、、、ちょっといい例えが思いつきません。
なんであんなシンプルなのにこんなにもうまいのか。シンプルなくせに満足感の高い食べ物はきっとどこかの研究機関に持っていけばすごい数値を叩き出すはずだ。
栄養価の五角形のパラメータ的なやつは全部MAXなんじゃない?
誰か走って研究所に持って行ってくれ。受付でこう言うんだ「焼きたてチーズナンの栄養価を調べてくれ!早く!冷めちまう!」
そしたら多分こう言われますよ
「お客様アポイントはお取りでしょうか?」って
はい。
結局チーズが上の乗ってたらチーズピザ、中に入ってたらチーズナンくらいの違いでしかないと思ってる。
きっとなんか前世とか幼少期とかもろもろの無条件反応でチーズと小麦粉の食べ物が好きなんだろうな。
次。
4|ぽっぽ焼き
おっと、すいやせん。へへへ。
いよいよお出ましです。「ぽっぽ焼き」
他県の方は「は?下ネタ?」
くらいにしか思わないと思いますがそんな食べ物がある。
別名『蒸気パン』と呼ばれており。新潟県は下越地域、お祭りの屋台で食べることができる。
専用の焼き器で作られており、出来立てをあつあつの状態でいただく。
私もお祭りの時は必ず買って食べるくらい好き。
味は黒糖が使われており、甘いのできなこもちと同じグループに属している。
小麦という意味ではチーズナンと同じ属性だろう。
長さは15cmくらい。とてもシンプルな造形でトッピングやオプションなどはなく、ただただ柔らかい棒を食べ続ける感覚に陥る。
お腹はそこまで減っていないけどお昼食べなきゃいけない時の回転寿司と同じで、ぽっぽ焼きのいいところはお腹がいっぱいになったら止められるという事。ひたすら自分のペースで食べれる。
「晩御飯はぽっぽ焼き30本ね」と母に言われたら「あっ、はい、わかりました」
と言ってよろこんで食べるだろう。
私だけかもしれないが主食でもおやつでも行ける最高の食べ物だ。
ぽっぽ焼きが南国に住む原住民の主食であっても驚かない。
類似版としてスーパーやコンビニで売ってるチョコチップスティックパンのがある。(ちなみにこっちも大好きだが食べてる時は脳みそ死んだ状態で食べてるのでランク外。毎回「うまいぃ”ぃぃ”!!!!ああ”ぁぁぁ〜〜ぁ”ぁ”〜〜」とはならない。ランクインしたものは全部なる)
これ今まで1000本くらい食べてんじゃないかな?
はい、次。
5|ポップコーン
最近ランクインした新参者ポップコーン。
彼らは間違いなく最強の食べ物だ。
食べやすさ、シンプルさ、味、全てにおいて最高のクオリティを保っている。
そもそも乾燥してるから食べても汚れないし、手で食べれるし、ひとつひとつが小さいから、ほいほいと口に運べる。
そしていくら食べても体はノーダメ。通称「無限穀物」。
あんな軽いものにカロリーと質量があるとは考えにくい。
そしてポップコーンの最高な点は「味のレパートリーが無限大」ということ
デ○ズニーランドに行くとわかるが、様々な味のポップコーンが売られている。
ユニバ○サルスタジオジャパンに行っても分かるが(行った事ない)ポップコーンは味に無限の可能性があるにも関わらずその形は一切変えない最先端の食べ物だ
見た目はあのままなのに味が変わるなんて素晴らしいトランスフォーム。近未来感。宇宙食感が深い。
糖分が必要な時はキャラメルにしたらいいし、塩分が必要な時は塩にしたらいい。全てはフレーバーで解決。なんと強引でケミカルな手法
ディズニ○シーを参考に3時のおやつにはミルクティーのポップコーンにしたらいいし
筋トレしたあとはプロテインのポップコーンにしたらいい。
カレーが食べたい時はカレーのポップコーンにしたらいいし。
チーズフレーバーのポップコーンにしたらチーズ食べたい欲も満足できるし
ぽっぽ焼き食べたかったら黒糖ふりかけてポップコーン食ったらいいんじゃない?
出来立ては熱々だし「あついはうまい」理論も壊す事なく
もうなんか全部解決できるから近未来すぎない?なにそれ?怖っ
そしてなんと言っても原型は「とうもろこし」ってところがいい。
世界中の原住民が食べている主食は結構シンプルに分類できるんはずだ
「米」「小麦」「トウモロコシ」「イモ」あたりが主流。
やはり今回のランキングに大事なのは原材料が原住民と同じという感覚だ。
なのでトウモロコシからできているポップコーンは最高のポテンシャルを秘めている。
世界中探せばまだ見つけていないポップコーンを主食とする原住民がいてもおかしくないはず。
彼らは映画を見る事もなく、コーラを飲むこともないのに朝も昼も晩もポップコーンを食べている。まるで毎日が特別な日のように生きている。
そんな原住民に会ってみたい。
6|終わり
さて、そんな訳で「これだけ食べてたら生きていけるなら食べてるもの5選」という記事が終わりを迎えている。
実は私は、わはは〜って言いながら料理を作ってそれを人の胃袋に押し込んで帰りにお金を置いてってもらう仕事してます。(飲食店)
この記事ではシンプルな飯が一番だみたいな事も言っていますが料理は複雑だからこそ美味いという持論も持っています。最近興味関心のあるインド、中国の料理は違う派生の仕方でそれぞれ特徴を持って進化しています。その過程はとても複雑で私自身も先人の知恵や経験をお裾分けしてもらって作っています。
シンプルも複雑もどちらも「おいしい」という事には変わりません。料理ってすごいな。
みなさんも自分だけの
「これだけ食べてたら生きていけるなら食べてるもの」
を考えてみてはいかがでしょう?
むしろ教えてください。
ありがとうございました。
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