成人式の次の日にTomb Financeに心震えた理由を解説する
こんにちは。ともすけです
自己紹介するよりも早く、この興奮を文字に起こしたいので「お前誰だよ!」という方はTwitterのプロフィールか見ていただけたらと思います
では始めます
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きっかけは年利900%
このAPRが年利を表します。
その年利を見ると945.47%になっています。
しかも怪しそうな画面。。。
うん。怪しい。でもリサーチを始めよう。それがきっかけでした。
なぜ原価20円の紙は10000円の価値をもつのか
ここからお金の話しをします。
みなさんは壱万円札の原価を知っていますか?
上の画像でわかりましたよね。答えは20円です。
ではどうして日本ではその20円の紙が500倍の価値があると信じているのでしょうか?
あまり意識していないかもしれませんがよく言われている答えは、
私たちが国を信用しているから
例えば明日、日本中で壱万円札がヘリコプターから無数に降ってきたとします。そうした今持っている壱万円札は今の価値のままでしょうか?
極端な例ですが、こういうことになって今持っているお金の価値が大きく変動しないという信用をしているのです。
昔は金本位制度が導入されていました。
簡単にいうと、金という有限なものを軸として考えて通貨の価値を定める制度です。
ただ現在はこの金本位制度は廃止されました。
廃止された理由はさまざまですが、現時点ではこの方法は非効率的であったという結論になります。
まとめると
政府の無形である信用を担保にお金を発行している
金という有限で有形なものを価値基準にする制度は非効率的
Fantomについて語ろうじゃないか
ここから仮想通貨にスポットライトを当てます
2008年にサトシナカモトがビットコインのホワイトペーパーを発表しました。これもざっくりまとめると
ブロックチェーンという非中央集権的なシステムによって改ざんや2重支払いを防げる仕組みができました。
先ほどと同じようにまとめると
ブロックチェーンの信用を担保にビットコインを発行している
そして時は流れてホワイトペーパー発表から5年後、当時 19 歳のヴィタリック・ブテリン氏によってブロックチェーン上にアプリケーション(dApps)を作ることができるプラットフォームが発表されました。そのプラットフォームを使う際にかかる費用がイーサリアムです。(ビットコインは送金に特化)
しかし現状のイーサリアムはさまざまな問題を抱えています。
その一番はガス代の高騰です
ガス代というのは先ほど説明したアプリを触るときにかかる手数料のことで、これが高くなっています。
これを解決しようという動きがたくさん行われていて、その解決策としての1つの手段としてFantomが注目されています
その理由は安価な手数料と圧倒的な処理速度です。
こちらをご覧ください。
【主なブロックチェーンのTPS(Transaction per second)】
・ビットコイン 7 TPS Finality 30-60秒
・イーサリアム 26 TPS Finality 25秒
・リップル 1,500 TPS Finality 40秒
・BSC 300 TPS Finality 1秒
・Avalanche 4,500 TPS Finality 1秒
・Polygon 7,000 TPS Finality 30秒
・Solana 50,000 TPS Finality 2.5秒
・Fantom 300,000 TPS Finality 1秒
いかにFantomが高速かがわかります。
他にもあるのですが後はRan NeuNerさんに託します😇
Tomb Financeの仕組み
そして題名にもあるとおり今回の本題はTomb Financeです。
このDeFiがFantom上で動くのです。
Tomb Financeの使い方はたくさんあるのですが、今回の記事ではTomb Financeの独自トークンである$TOMB,$TSHARE,$TBONDに着目します。
■$TOMB 👉 長期的には1$FTM = 1$TOMBになるように作られた、無担保型のアルゴリズムベースの(プログラムでいい感じにしてくれる)トークンです
■需要とか供給の例
100人の島があります
20XX年は不作で島にりんごが1つしかできませんでした。🍎
けれども100人みんなはりんごが大好きです
その場合はりんごの価格は上がります
✅ 供給量が少ないため価値が上がる
りんごが1個しか取れなかった2年後、、、
空から天使が舞い降りてりんごを1億個くれました
🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎
100人では到底食べきれません
その場合はりんごの価格は下がります
✅ 供給量が多いため価値が下がる
■$TSHARE 👉 $TOMBの供給量を増やし価格を下げるためのトークン
✅ (1TOMBの価値) > (1FTMの価値)の場合
$TOMBの価値を下げて$FTMの価格に近づける必要があります
そのためTSHAREトークンをStakeしていて上の写真の場合で考えると年利900%のペースで1Epochごと(1Epoch = 6H)にTOMBトークンを発行してくれます
100万円のTSHAREトークンをStakeしているとすると
100万円の900%は900万円(1年間)
900万円 / 12ヶ月 = 75万円(1ヶ月)
75万円 / 30日 = 4.5万円(1日)
4.5 / 4 = 1.1 (1Epoch)
よって100万円分のTSHAREをAPR:900%の時にStakeしていると6HでTOMB1.1万円分もらえる
■$TBOND 👉 $TOMBの供給量を減らし価格を上げるためのトークン
✅ (1TOMBの価値) < (1FTMの価値)の場合
$TOMBの価値を上げて$FTMの価格に近づける必要があります
(1TOMBの価値) < (1FTMの価値)の時にだけ購入できるトークンが$TBONDトークンです!(タイムセール!!!)
$TBONDトークンは$TOMBトークンが$FTMの価格を超えた時に$TBONDトークンを買った時よりも高く売ることができます。
そのため$TOMBの価格が$FTMの価格を下回った際は多くの人が$TOMBトークンで$TBONDトークンを購入します。
このことでTOMBトークンの供給量が減るためTOMBトークンの価値が上がるという仕組みです
勝手に震えたポイント
最初は高い金利にホイホイと誘われて仕組みを調べ始めました
調べていくとTomb Financeは無担保でありながら供給量が無限であるTomb Tokenを軸にしたDeFiであること
現在の国家は無形の信用で無限(国が供給量を管理する)の円を発行していること
これが今も残っているのは国というシステムを回すのが効率的だからであって、それを反映するために、しかもFantomという半端ないチェーン上で、
ブロックチェーンというシステムの信用で無限(Tomb Financeのアルゴリズムが供給量を管理する)の$TOMBを発行している
そんなところに勝手に震えたのでした
簡単に言うと見た目と中身とのギャップにキュン死したと言う感じです。
終わりに
今回の説明では、さまざまな情報を簡易的に説明しました。
もし間違っている箇所
俺はここに心が震えたぜ!
俺はこんなことに心震えているぜ!
などありましたら教えていただけると嬉しいです
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