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coronet
27th week あばらを持ってひねる 【からだ こころ 脳】
からだをケアしたいと思ってもなかなか背中側にはアクセスしにくい。そこで、あばらをからだの両脇から手で支え、できたら上にグイっと上げる。そして、右後ろを振り向くようにそのままからだをひねる。十分に肩甲骨までしぼれたら、今度は左後ろを振り向くようにひねる。苦しい時は息をフーッと吐いてからだをゆるめるといい。座り続けてからだが固まった時には座ったままでも。こっそり運動♪。
「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。
やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?
「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。