26th week 喉を広げる 【からだ こころ 脳】
先週に続き顔まわり関係。吹奏楽部の娘がいきなり「口角を横に引いて少し上に持ち上げて!そしたら首のサイドの筋肉がピンと張るよ。」と喉を開く方法を指導してくれた。金管楽器を吹くためのコツのようであるが、いい運動かも!喉を開くために口角を上げるって、確かに合唱でもやっていた。歌ってみると声が出やすくなっている🫢。ただし、左右差が大きく、首の右の筋肉は張りやすいが、左は力が入れづらい。左の方を多めにしないと…。表情筋にも働き掛け、首の筋肉を動かし、さらに喉が広がるなんて一石三鳥。これも誰も見ていないところでこっそり運動♪。
「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。
やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?
「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。