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17th week 背中ごりごり【からだ こころ 脳】       

日常生活の中で、どうしても肩を前にする姿勢になってしまう。スマホも勉強も家事もからだの前で作業し、集中して長時間になる。背中をごりごりすることで、時々肩を後ろに伸ばして欲しい。からだの後ろで手を組む。そのまま胸を伸ばすように組んだ手を上や下に引っ張る。さらに人目がなければ、組んだ手を左右に振って背中をごりごり。肩が後ろに引っ張られ、肩甲骨がほぐされたら。


「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。

やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?


「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。


https://healthist.net/medicine/2106/

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