8th week 椅子から片足で立ち上がってみる 【からだ こころ脳】
吹いてくる風が熱風ではなくなっている、秋が近づいてきている、と感じているのか妄想したいのかは分からないが、夏の暑さの峠は超えてきたのではないか。少しからだを動かす動きもできそうかな、と思ったので、「椅子から 片足で 立ち上がって」みましょう!簡単にできたら、立ち上がりにくい座り方を研究してみてください。え?立ち上がれない!となった方は立ち上がりやすい座り方を研究してみて。左右差に気づいたら、苦手な方を多めにしてみるのも良いかもしれません。
「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。
やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?
「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。