結束バンドのトークイベントに行って考えたこと
今回はゆるい思想の垂れ流しです。
2024.1/13
奇跡的に抽選に当たったので、結束バンドLIVE-恒星-のリリーストークイベントに行ってきた。
普段こう言うイベントには外れまくるタイプなので札幌はもしかして定員割れか?と思っていたら友達に俺応募したのに外れたよ、と報告されたので結構な確率をくぐり抜けたのかもしれない。今まで色々なものに外れてきて良かったかも。
入場するとありがたいことに前方3列目中央という神のような席を引き当て、演者全員の顔がしっかり見える位置で参加することが出来た。これまで参加してきたどんなライブよりも良い席だったと思う。(運がバグ)
ちなみに会場では待機時間の間、当時リリース前の恒星のライブ音源が流れていてぶちあがり。
トークの内容を1字1句鮮明に覚えてる訳では無いし野暮な気もするのでライブレポみたいなものは書かないけど、全体的にかなり緩い雰囲気のトークだったのは間違いなかった。とにかく全員初めて見る雪に興奮していたようで、テンションのリミッターが外れていたんじゃないかと思う笑
そうしてイベント自体はとても楽しいまま終演したのだが、問題は帰路についてからだった。自分の中にかつてないような不思議な感覚が芽生えてきた。
めちゃくちゃ簡単に言葉にすると「あれがぼっちざろっくを作ってる人たちなんだな…」というものである。
よくよく考えてみればライブも「自分が普段聴いている音楽を作っている人達が目の前にいる」という状態である。しかしライブの時は曲に集中しているから、こういうことは全然気にならない。
もっと言えば、ライブ会場はステージとフロアが明確に分かれているからそれが境界線になっているのかもしれない。(お互い干渉し合えないというか)
しかし今回は違う。一応のステージはあるがほぼ同じ目線の高さだし、目の前で行われているのはトークショーと名のついたお喋りである。(貶してないよ) なんというかそこに物凄く人間味を感じたし、画面の向こうの人が目の前で普通にお話しているというギャップに凄く衝撃を受けてしまった。
そういえば3年前に初めてUNISON SQUARE GARDENのライブに行った時、この人たちって実在してるんだ…という感覚になったことを覚えている。感覚としてはまさにこれに近いんだけど、今回は距離が近かったりあんまり畏まったイベントじゃなかった(貶してないよ) ことも重なって余計にそう感じたのかもしれない。
伝わるか分からないけど、「ぼっちざろっくを作ってる人も自分と同じ人間なんだ…」みたいな感じ。 これ別に崇拝しているとかではなくて、好きな俳優とかアーティストとかのいわゆる「本人」を生で見るとえっ実在してるんですか、みたいな感覚になることないですか? それです。街で偶然会っちゃったみたいな、そういつやつです。
画面の向こうで見ることに慣れている人が目の前にいると人間は驚きますよね。ね?
個人的にはアニメだとか音楽だとか関係なく、ファンといわゆる「ご本人」はどこまで行っても平行線、他人同士だと思っています。というか混じり合うべきではないというか。SNSでご本人と繋がり合えるなんてとてもとても思えないし、いつまでも「あっ、本当に居るんだ…」みたいな驚き方をし続けると思います。こういう思想だから本人を目の前にして不思議な感覚になったのかも。
ちなみに僕はフォロワーの皆さんに対しても「そういやこの人たちって実在してるんだよな…」という感覚になることがあります。こちらに関しては同じライブ見たりしてるんだから凄いですよね……気づかないだけで席隣同士とか実はあるんでしょうか。
文体が変わってるしまとまらないですがそういう感覚になったよ、というお話でした。なにかを作ってる人ってすごいよね。
札幌に来てくれてありがとうございました。
それではまた。