BLACKSTAR ID:CORE BEAMというアンプについて
はじめに
皆様おはようございます。
今日は、自分が自宅でギターを練習する際に使っているアンプについて書いていきたいと思います。
これは自分が結構悩んでいた事がつい最近解決しまして、同じように困った人への手掛かりになればいいかな、あとは備忘録です。
ID:COREについて。
まず自分が自宅練習で使っているアンプについてですが、記事のタイトルにもあるように、
BLACKSTAR ID:CORE BEAMという機種になります。
このアンプはBLACKSTARのIDシリーズの中の一つなんですが、実は7年ほど前にID:CORE STEREO20というモデルを所持していたことがありまして。(手放した経緯が思い出せませんが・・・)
このアンプについては昔アメブロで書いたのでよかったら参考にしてください。ざっくりとしか書いてませんが・・・
↑の記事は販売間もない頃に買った物ですが、現在ではバージョン3(V3)にアップデートされているようです。
V3になってからは、アンプモデルが少し変更になったり、MP3/LINE INがSTREAM IN/LINE INに変わっているようです。
公式サイトでは、
とのことなので、ケーブルを用意すればライブ配信やレコーディングができるみたいです。
ここはどうなんだろう、TRRSケーブルについてまだ勉強不足なので、ここはやんわりとで…勉強して分かったら記事にします、申し訳ない。
一番大きい変更点は、V1で音を細かく設定する時、PCアプリINSIDERを使って3バンドEQやノイズゲートの設定をしていましたが、V3になってアプリが変わり、
ARCHITECTという名前になったようです。
EQやエフェクトだけでなく、キャビネットシミュレータ的なところも触れるみたい?です(このあたりは所持してないので確定ではないです)。
ID:CORE BEAM
で自分が現在持ってるID:CORE BEAMについてなんですが、基本的な性能は同じです。
ソリッドステートのアンプ
6種類のアンプモデルから選択
アンプ部の筐体コントロールは gain volume isf
エフェクト三種(ディレイx4、モジュレーションx4、リバーブx4)、それぞれ同時に掛けられる
20w、ステレオ出力
ヘッドホン、line in使用可能
オーディオインターフェースとしても機能し、リアンプも可能
以上が大まかな特徴かと思います。
そしてBEAM特有の部分としては以下になります。
ギター用のアンプモデルに加えて、ベース用2種、アコギ用2種、アコースティックシミュレータ2種が追加。
ベース用の歪みエフェクト追加(ベースに切り替え時、リバーブがベース用歪みエフェクトに変わる)
Bluetoothに対応、スマートフォンやタブレットからの音楽を再生できる。
以上が主な追加点です。ざっくり言うと、
これ一台でエレキギターもエレアコもアコシミュもベースも練習出来て、無線で音楽飛ばせるようになったよ!
という認識でいいと思います。
ギタリストの方でもDTMやる方や、ベース弾くのが好きな方が結構いると思うんですよね。そういうときベースアンプ買い足さなくてもいいっていうのはポイント高いのではないかと思ってます。
一応ベースのアンプモデルは2種。
そしてこれは記事書いてるときに知ったのですが、ギターのリバーブエフェクト部が、ベースモード時は歪みのエフェクトに変わるみたいです。
オーバードライブ、ディストーション、モダン、ファズ
の4種です。
あとはエレアコも繋げるし(アンプモデル2種)、
シングル向け、ハムバッカー向けのアコースティックシミュレータが2種。
そして個人的に意外だったのが、オーディオ再生機器としての性能。
これが結構良い音します(個人的嗜好もありますが)。
ちゃんとローが出るし、普通のBluetoothスピーカーとしてもとてもいいと思います。
一応ボリューム調整は基本的に再生機器側に依存してますが、本体側でも、
tapボタン+volume
で調整することもできます。
そして肝心の楽器の音色調整ですが、STEREOと同じく本体だけでは細かい調整は出来ないです、何せgain volume isfしかないですから。
そこはSTEREOと同じくINSIDERを立ち上げて、BASSやMIDDLEやTREBLEを調整します。
尚このアンプには地味にノイズゲートが搭載されていて、昔STEREOを弾いてたときはオンになってました。出荷時のデフォなのかもしれません。
本体のみで操作して、ハードめに歪ませた音にしたはいいけど音の減衰がなんか不自然、と感じる方は一度見てみるといいと思います。
そんな出来ることが沢山のBEAMですが、ある時問題が発生しました。
ここからが本題
上記の様に、アンプのパラメータを触るならPCでINSIDERを使います、と書きました。
つまり、このアンプの本領が発揮されるのはPCに繋いでパラメータを自分好みに触ってそれを本体に保存した後になります(個人的見解です)。
あくる日、ちょっと設定いじりたいと思って久しぶりにINSIDERを立ち上げようと思ったんですが・・・
ソ フ ト が 立 ち 上 が ら な い
なんでだ、特にソフトに必要なプログラムも削除したりしてないぞ・・・?
理由がわからず、似た症状の人がいないか血眼で検索をかけるも、なかなか解決しない・・・
(コルグのサポートに聞けばよかったかもしれないんですが、いろんなことに毎日追われてると優先順位が低くなって営業中に電話するのを忘れてしまいまして・・・)
というかそもそもこのBEAMというアンプについて詳細なレビューをしてる人がお店以外あんまりいないんですよ。
解決しないまま、しかし弾くことは出来るからとりあえず使ってくか・・・と今年の頭、つい先日くらいまでそんな気持ちでした。
そして2022年1月5日。
嫁さんの実家にいる間に、近くの大きいイオンに行きまして、そこの楽器屋さんにDTM担当の方がいて、ちょっと話を聞いてみました。
そこでちょっとヒントになることを聞けました。
「ソフト側が新しいWindowsに対応してないかもしれない」
これを聞きましてまた別方向で検索をかけてみます。
今までは
ID CORE:BEAM INSIDER ○○
で検索をかけていましたが、
ID CORE:BEAM ARCHITECT ○○
で検索してみました。
すると・・・
ARCHITECT対応機種の中にBEAMが!!!!!!!
しかも公式サイトじゃなくてFacebookの公式アカウントでしか書かれてない!!!!!!
いやそりゃわかんないですよ・・・
悩んでた頃公式サイト行っても未だにソフトはINSIDERって書いてあるし、最新の取説PDFでみてもINSIDERの事しか書いてないんだもの・・・
ということで公式サイトでARCHITECTをダウンロードしてみて、ソフト単体で無事立ち上がることを確認し、BEAMを繋いでみました・・・
起 動 し た !
ヤッター!!!!
今までINSIDERでやれていたこともすべてちゃんとやれます。
BEAM本体のファームウェアアップデートの確認もできるし、本当によかった・・・
一時期3EQ触れるアンプに買い替えようかなって結構本気で考えてましたからね・・・
以上の事を踏まえて。
この記事を見てくださっている方はギタリストや楽器やってる方が多いと思いますが、皆さん製品登録などは行っていますか?
今回、自分はこのBEAMに関しては買っただけで登録してませんでした。
もしかしたらというか多分、製品登録もアドレスも登録してたらおそらくARCHITECTがリリースされた時点でメールが来ていたかもしれないです。そこで気が付いていればこんなに悩まなかっただろうなぁ・・・
しかし調べても参考になる情報が少なすぎる。これだけ情報があふれてるネット社会で、レビュー記事や機能紹介がお店の紹介記事しかないってどういうことなの・・・
ヤマハのTHRなら多分もう少しヒットするだろうけど、Positive gridのスパークもBEAMと似たような検索結果になりそうだ・・・
という訳で、今回は
BLACKSTAR ID:CORE BEAM
について書きました。主に書きたかったのは、
BEAMに対応してるソフトはARCHITECTだよ(2022/1/6現在)
ってことなんですが、発売からかなり経過しているにもかかわらず、BEAMについて詳細に書いてる人がいなかったので他の事についても書きたかったんです。
文字数がやばい。
3500文字を超えているので、ここまで見てくださった方がいたら、多大な感謝を。
ありがとうございます。
では今回はこれで失礼します、ありがとうございました。
おまけ
子供が小さい親ギタリストの悲哀。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?