ギタリストになるの話②
前回(ギタリストになるの話① )でも書いたのだが、ギターは3ヶ月以内に辞めちゃう人がほとんどらしい。
今まで自分も3ヶ月以内にギターを触らなくなっていた。「コードで弾ける歌謡曲」みたいな本で適当に弾くけど全然弾けない→飽き始めるのパターン。
ギターを3ヶ月触り続ける=ギターを触る生活に慣れること。
3ヶ月続けられれば、続けられるんじゃないか。
それっぽいムック本がたまたまその時期に発売されたので購入してみたのだがこれがすごく良かった。
おじさん世代にとっては「ごっつええ感じ」のオープニングテーマ曲でお馴染み?の「すかんち」のギターヒーローのローリー寺西さんが昨年出されたエレキギター入門の本。アコギの本も出ているようです。
やがて子どもが産まれ親世代になった後は最近まで「ムジカ・ピッコリーノ 」と出てた印象が強かったが、正直ローリー氏に対して「色物」っぽく捉えていたのだが、この本でギターを触ることの敷居を下げてくれた感があります。ローリー氏すごい。
ローリー氏も還暦を超えているような年齢になっているので本の中で紹介される曲が「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をはじめ、古い曲が多いのは致し方ない(自分はおっさんなのでそこまで抵抗がなかった)のだが、「1日5分」とうたっているだけあって、1日分の練習する内容は「数小節のみ」となっており、とっつきやすさは抜群。
この本は音源がCDで付属されているだけでなく、youtube動画が見れる。
CDはほぼ聞かず、youtube動画でリズムやメロディ、指の動きを確認しながら進められた。
20日目を超えた辺りで出てくる「パワーコードで異弦同フレットの音を出す」を弾いた時に初めて「ギターっぽく弾けた」感を得ることが出来てどんどん次の練習を進めたくなった。
各ページの練習内容によってはもちろん「1日5分」では終わらない日もあるし、逆に5分かからずなときもあり、弾けるようになるまで数日要するときもあるので3ヶ月では終わらなかったし、最後の方にあった「(ペンタトニック)スケールでのアドリブ」「ローリー氏とのセッション」は一旦やらずに終わらすまでには4ヶ月もかからなかった。
この時点でやり切ることで「ギターっぽいリフ」を少しだけどいくつか弾けるようになること、何より最後までちゃんと練習続けられたという達成感を得られる。
逆に言うとこの本でも全然進まないということであれば、本を読んでのギターの独学は厳しい気がします。最初からギター教室通うとか、早めに違う熱中できる趣味を探してギターはお金に変えてしまうとかもアリかも。
ただこの本を一回終えたとことで「とりあえず一曲」だったり「一旦ひと回し弾いてみる」ことは僕は出来なかった。
youtube動画で気になる曲の弾き方を練習したりもしていたが、今後何を課題に練習してくかが曖昧だったので、この後二冊目のムック本に手を出すことになる。
To be Continued.