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VRChatのイベント、重い…という人向けの最低限これは知っておくと安心な参加準備のすすめ2024

この記事は、私が主催したイベントで、やばい…想像以上に盛況になりそう…でもjoin戦争敗者はなるべく出したくない、多くの人に楽しんで欲しいし入ったみんながイベントで快適に過ごすには…というのを突貫でまとめたものです。イベントが終了して、実際の知見を追加しました。きっとあなたのイベントもこれならみんな楽しめると思います。この設定で80人収容のワールドで80人来場者がいましたが、イベントは無事実施できました。主催者側から、参加時に下記のセッティングなどをお願いすることで、きっとうまくいくはずです。そして、参加者の方々も安心して参加できるはずです^^
※この記事は2024年8月24日現在のVRChatの設定画面の仕様に基づきます。


VRChatのイベントは楽しいけど、人がいっぱいだと無理…

イベントは楽しいけど、人が多いイベントは、カクカクして行けないんだよね…みんながつよつよのPCで参加しているわけではないし、Questの人もいるなかで、設定によってある程度重さを軽減できるほうほうがありますので、ちょっとまとめてみました。PC/Quest両方でこれらの設定は有効です。

大前提としては、参加者の方は、軽いアバターでの参加を心がけましょう、無い場合はサンプルアバターなどをつかうのも手です。でも、今のアバターを披露したいイベントもありますよね、アバター集会やコーディネート集会などは、改変でおしゃれして行かないと意味がない^^ そして、セルフブランディングという観点で自分の容姿を知ってほしい場合もあると思います。そのような場合はアバターをあらかじめ軽くしておくのがよいですが、そうもいかないこともある…そんなときはイベント参加者ひとりひとりの設定で乗り切っちゃいましょう。

イベント当日にできること

イベントが重い事には、様々な要因があります。まずはワールド側の要因
ワールドのカリング設定がなされていない、たくさんの光源がベイクではなく本当に発光設定になっている…これらは、ユーザー側ではどうにもなりません。

そして、ユーザー側の要因
他のユーザーを全員描画しようとしている…会場のユーザーを全員見たい気持ちはわかりますが、VRChatのアバターは改変度合いによって、個々にだいぶ容量が異なります。見た目普通なんだけどたくさんの服を非表示してエクスプレッションメニューで操作しているなどの場合は、見えないけれど実は多くの容量を消費しており、それらを描画しようとすると、あなたのグラフィックの負荷を大きくしてししまいます。なので優先度をつけてすべてのユーザーを見ないようにする設定をしてしまうだけで、快適にイベントを過ごすことが出来るようになります。

設定メニューのアバター欄をチェック

1.アバターの最適化を設定しましょう

アバターの設定欄を下にスクロールするとアバターの最適化とカリング設定があります

最適化されていないアバターのブロック…これはブロックしない、が良いと思います。実は多くのVRCユーザーのアバターは、改変などで”Verypoor”以上の場合が多いのです、つまり、ここをブロックしない以外にすると、相手の本来の姿が見えない場合の方が多くなってしまいます。ここで、Verypoorとpoorを選択すると、それ以上の容量のアバターは、フォールバックアバターで表示されます。動作の軽さの関係で背に腹を変えられない場合は、そちらを選びます。
最大ダウンロードサイズは、一般的な購入アバターに改変衣装1着だけを着せている場合、その容量は10-60MB程度の中に納まっている場合が多い気がします。なので、60-100MBで設定しておけばおそらく問題ないでしょう。ただし、オシャレさんでアクセサリーをたくさんつけていたり、重ね着して非表示しているアバターやギミックが入っているアバターの方はもっと容量は重くなります、そうしたアバターを表示したい場合は、容量を上げる事で見ることが出来ます。おそらく200MBくらいまであればたいていの場合は十分だと思います。最大ダウンロードサイズをこえるフレンドさんはフォールバックになります。その人の本来の姿がどうしても見たい場合は、下記の設定が有効です。

2.アバターのカリング設定をしましょう

アバターを表示する距離、これは自分の目の前の何メートル先のアバターまでを表示する?を設定します。会場で対面でお話をするために必要な距離は最大でも10mもあれば十分ではないでしょうか?というわけで、6-10mくらいで設定するとよさそう。表示するアバターの数は、少ないほど負荷は減りますが、同時にコミュニケーションする人は多くても8人くらいかと思います。

個別に表示したアバターを常に表示、これは会場でお目当てのアイドルをみたい、発表者が見たい、などの場合に有効です。
 会場で、お目当てのユーザーにレーザーを当てると手元に設定画面がでてきますが、アバター表示の”表示する”を選ぶと、どんな状況でも、そのアバターは表示されます。

フレンドのアバターを常に表示、これはフレンドの参加が少ないイベントではフレンドをすぐに見つけられるので有効だと思います。
 ただしフレンドばかりのイベントに参加する人。またはイベント主催者(フレオンやフレプラでイベントを開催した場合)…この場合はフレンド申請を受理した参加者がインスタンスに入ってきますので、ほぼすべての人がフレンドになっているはずです、このような状況だと、ほぼ全員表示状態になってしまいますので、このチェックはOFFにしましょう。

3.アバターのダウンロードを優先する距離の設定

イベントの司会や話す人、アイドルとの距離などを考えて設定すると良いと思います

これはデフォの設定のままでもよさそうですが、イベントによっては必要かも、ということで一応掲載してみました。大きな会場で、お目当ての人を表示したいときなどはこの設定が必要かもしれません。

手動で表示したアバターのダウンロードを優先はONにしておくとよいと思います。この人は表示すると決めた人を優先して表示します。

フレンドのアバターのダウンロードを優先は、アバターカリング設定と同様にフレンドが少ないイベントでの参加者ならON、フレンドが多いイベントの参加者とイベント主催者(フレオン/フレプラでの開催イベント)ならOFFがよいでしょう。

4.見えていない人はどう見えるの?写真はどうなるの?

ここまで説明した設定をすると、人数が多いイベントでも、快適に過ごすことが出来ると思います。設定によって見えない側になっている人は、イベント中では半透過のダイヤモンドになって表されます。
そして、この状態は、カメラの画像にも反映されます。つまり集合写真を撮ると全員が写らないという状態になります。この部分はご承知おきください。全員を撮りたい場合は、設定を変える必要がありますが、いきなり重くなりますので、視界にアバターがなるべく入らないところを見てから、意を決して、設定を変えましょう。

5.とっさの時の究極の対処法は、床を見る!

これは、設定でもなんでもありませんが、重くて落ちる…落ちたらこのインスタンスに再び入るのは厳しい!という時は、とりあえず床を見て視界に何も見ない状況を作ると、描画負荷が下がりますので、その場にいてお話しなどをすることだけはできます。
これは、とっさの時の対処法ですので、この状況で設定を変えることが出来れば、耐え忍ぶことができます。

おわりに… 軽さのTips教えてください!

ぶいちゃには無数のイベントがあります、もうありとあらゆるものがあります…こんなイベントもあるのねーって思えるものがたくさん^^ みなさんも快適にたくさんのイベントを楽しんでくださいね!そして、私自身はこれらの設定の詳細をマスターしているわけではありませんので、他の方法があればぜひ教えてくださいね。 よいVRライフを♪
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