松前町立松城小学校だより【8月号】
1学期を振り返り
校長 長縄 達幸
今日で1学期が終了となります。保護者・地域の皆様におかれましては、本校の教育活動へのご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございました。学習の場面や様々な行事等で子どもたちの頑張る姿が存分に見られた1学期でした。年度当初の学校だよりに、「学校生活において、子どもたちの基盤は各学級になります。一人ひとりの子が自分の力を発揮し、伸ばしていくためには、居心地のいい学級であることが何よりも大事です。」と書きましたが、日常の学級の様子を見ていると、意見を出し合い協力しながら活動する場面が多くありました。うまくいかないこともあったと思いますが、それを乗り越えた経験が今後に生かされていくことと思います。
全国的には、GIGAスクール構想が進み、タブレット等ICTを活用した学習が日常的な光景となりました(学年の発達段階による違いはありますが)。子どもたちはうまくタブレットを使って学習に取り組んでいます。ただ、パソコン等のICT機器をどのようなことに使っているかを調べたある調査によると、日本の子どもたちは「学び」よりも「遊び」に使う時間が長い傾向にあるそうです。せっかくの便利なものですから、有意義な使い方をしてほしいと思いますが…(スマホも含め、ご家庭ではどうでしょうか)。学校ではより深い学びにつながるよう、効果的な活用法を工夫していきたいと考えております。
新型コロナウイルス感染症については、5月に5類に移行し、学校の教育活動も以前のようにできるものが増えてきました。一方で、コロナ禍の中て、「子どもたちにとって意義のある活動なのか?負担となってはいないか?」等という点から見直してきたものもあります。今後も感染状況を踏まえながら、活動を工夫して取り組んでいきます。
明日より25日間の夏休みとなります。有意義な休み期間となるよう、ご家庭におかれましても、子どもたちへのアドバイス等よろしくお願いします。くれぐれも事件や事故に逢わぬよう、ご注意ください。
修学旅行の思い出(青森方面)
7月4日~5日に6年生が青森県へ1泊2日の修学旅行を実施しました。天気にも恵まれ、思い出に残る修学旅行となりました。
松前町の良さを感じよう!
7月12日(水)は、3年生による『ウニ採り体験』を実施しました。雨天のため残念ながら家庭科室での実施となってしまいました。役場水産課の方からの説明やクイズでウニについて学んだあとは、保護者が見守る中、ウニの殻を割り、新鮮なウニの味を堪能していました。
◇楽しい夏休みを…◇
長期休業は、児童生徒が家庭や地域の中で、自主的・自律的に生きる力を身に付けるよい機会であるとともに、自然体験活動やボランティア活動等を通して、思いやりの大切さや生命の尊さを実感するなど、豊かな人間性を培う上でも有意義な機会です。
一方、生活が不規則になることや、問題行動等、不慮の事故が発生しやすいことなどが懸念されます。
学校ではおもに以下のことについて指導しています。ご家庭でも話題にしていただき、楽しい夏休みをお過ごしください。
①規則正しい生活をする
②ゲームやタブレットなどで遊ぶ時間は、家族と話し合う
③毎日計画的に学習する
④自転車の乗り方には気を付ける(スピードの出しすぎに注意)
⑤釣り・海水浴・花火などは、大人と一緒に!
※詳しくは、生徒指導部より配布された『子どもの生活だより』でご確認ください。
◆お知らせ◆
北海道立学校では、学校おける働き方改革の取組の一つとして、教職員が休養を取りやすい環境を整備し、心身の健康を保持することを目的に、「学校閉庁日」の取組を全ての学校で実施しています。
これに伴い、本校においても、夏季休業期間における学校閉庁日を次のとおり設定することとしましたので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
なお、学校閉庁日には基本的に教職員は勤務しませんので、学校への連絡等はこの期間外にお問い合わせいただくとともに、緊急連絡が必要な場合には次の連絡先までお願いします。