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【Reyes BACKSTAGE】 U-18 街クラブ日本一への軌跡 ④TCC全国大会 R4 vs 愛知FC
準決勝に駒を進めることができた。
R8の試合後、次戦に向けて山野と会田が届けてくれた情報を選手たちへ伝達。
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<スカウティング情報>
・システム
・ポジション/背番号
・交代
◆個人の特徴
・FWがキーマン、背負える、下がって前を向く
・SB大柄
・CB体が強い
・SHドリブルがうまい
・GKキックが飛ぶ
◆ピックアップシーン
・守備の戻りが早い
・相手サイドバックに入ったらガッツリくる
・守備の時スイッチがあって、一個剥がされたら撤退
・キッカーはFW
・奪った後の縦への攻撃が早い
・スローインは基本縦
・ブロックをつくりゾーンBから守備開始
◆ゴールシーン
1点目前プレで相手CBのボールを奪ってゴール
2点目ゾーンBで奪ってショートカウンター
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昨日までの強風が嘘だったかのように3戦目の天候は穏やかだった。
朝一番で昨夜に編集した動画を選手たちへ配信した。
試合前のミーティングで彼らに伝えた点は以下のもの。
<守備>
・FWのフィニッシュワーク
・SHのドリブル突破
・右回りのプレス
・FW2枚残しに対しての管理
<攻撃>
・アウトレーン シャドウ開き→4番エリア→W肩
・バイタルでの横方向侵入とそこでの段差
・最終ラインを割る
・早いタイミングでのアーリークロス
・早いタイミングでのミドルシュート
・3−1ビルドアップ V落ち・HB外開き・W内側
<他>
・CK相手守備はゾーン、こぼれがいない
・雰囲気づくり
・スコアを動かしに行く
・90分ゲーム
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<レイエス:スタートメンバー>
CF:中島
左SD:宮澤 右SD:河野(遼)
左WB:村山 左V:松阪 右V:遠山 右WB:辻
左HB:貝川 CB:中村 右HB:横山
GK:甲斐
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<試合開始>
相手のシステムはスカウティングと同じだった。
最初のチャンスはレイエス。
開始から2分。左からのCKをインスイングでキッカーの中村がゴール前へ送る。中央でやや下がりながらV遠山がヘディングで合わせたボールがゴール方向へ向かったがカバーに入った相手DFが掻き出しゴールとはならなかった。
それからはお互いに決定機をまで持ち込むことができない時間が続いていた。
<先制点>
均衡を破ったのは前半18分。
中盤右からのくさびを受けたCF中島がターンして左サイドへ展開。
ボールを受けた左W村山がペナルティエリア前で時間をつくり内側にサポートしたSD宮澤へパス。
宮澤がスルーして後から入ってきたCF中島が持ち出して相手の足を出すタイミングより前にシュートを放ち待望の先取点をもぎ取った。
狙いの一つであったバイタルでの横方向侵入が活きたシーンだった。
前半21分。自陣で繋ぎのミスからこぼれたボールをペナルティエリアの外からシュートを打たれるシーンがあったがことなきを得て飲水タイムを迎えた。
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<右W 辻仁翼>
前半29分。センターサークル内で前を向いたV遠山から縦にサポートに入ったCF中島へショートパス。中島が右へボールをずらし右SD河野(遼)へ預ける。その間にスタートを切りアウトレーンを駆け上がった右W辻の前のスペースへ流れるようにパス。ペナルティエリア外側から辻が低い弾道で入れたアーリークロスがゴール付近の相手DFの足に当たりコースが変わってそのままゴールへ。
追加点を得ることができた。右W辻は上下動を厭わずに繰り返すことのできる努力家。ボールが来なくても献身的に走り仲間をサポートしてきた。彼のこれまでの頑張りが形に繋がったゴールだった。
前半37分。パスミスが続き奪っては失い奪っては失いが自陣で起こり、最終的にはシュートを放たれ失点に繋がれそうなシーンがあったがボールはバーの上を通過した。
嫌な流れが続いたが、前半40分に得たCKから村山が押し込んで3点目を奪い、流れを引き戻したかに思ったが、前半終了間際に相手のFKからの流れで処理にもたつき失点してしまった。
リザーブGK佐藤のチームを鼓舞する声でハーフタイムに入った。
<ハーフタイム>
・90分ゲームのコントロール
・天然芝ピッチと疲労感
・ピッチ挽回の距離
・食わせるランニングと背後へのランニング
・ハーフバックの持ち出しとターン
・中央に差し込む為の拡げる作業のボリューム
これらを選手たちに話をした。
後半開始から左W村山に交代し、三上を投入。
攻撃のアクセントを期待した。
<遠山翔太>
後半4分。相手ペナルティアーク内やや右側、ゴールまで17mくらいの距離からのFK。キッカーはキャプテンV遠山。 6人からなる相手DFの壁。遠山が放ったボールは右から5人目の頭上を通りゴール左側へと吸い込まれた。
遠山は直様ベンチのバックアップメンバーの元へと駆け寄った。全員でゴールの歓喜を分かち合う。
彼の仲間全員を思いやる姿は度々目にしてきた。時にプレーで、時に言葉で、時に行動で。1年の時からチームを牽引してきた積み重ねがこのチームのベースとなっている。
前半終了間際の失点の雰囲気を払拭するゴールとなった。
暫くはチャンスをつくることはできずに時間が進んだ。
追加点を奪えたのは後半18分。相手コートに入ったあたりで右HBの横山からサイドチェンジで左Wの三上へ。サポートに回った左HBの貝川に渡りペナルティエリアにドリブルで侵入しようとしたボールがこぼれ、反応した中島が持ち出してシュート。ゴール左のニア上に決まった。
次戦に向けて交代を準備していたところだったこともあり、気持ちも楽になるゴールとなった。
右HB横山、右W辻、右SD河野遼に代わり、キーティング、鈴木、髙橋を入れてシステムを1−4−2−3−1に変更して守備時の活動スペースの均等化を図ろうとした。
CF:髙橋
左SH:三上 OH:中島 右S H:宮澤
左V:松阪 右V:遠山
左SB:中村 左CB:貝川 右CB:キーティング 右HB:鈴木
GK:甲斐
投入後、髙橋の特長を活かしたドリブル突破で相手の守備ラインを切り裂きゴールに近付くシーンがあったが、それ以降は受けに入る時間が続いた。相手のCKやFKが続き、自陣でのプレーが増えたが失点はせずに時間を進めることができたが、心穏やかでは無かった。
試合終盤の後半41分。自陣でのスローインを流してハーフライン付近に溢れたボールをV松阪が相手と入れ替わるように拾いドリブルで相手ゴールへと運ぶ。相手DFの戻りに対し切り返した流れからが髙橋へ。ペナルティエリア前で相手をかわし追い越してきた左SH三上へ。ペナルティエリア内でのフェイントで相手を揺さぶる三上からペナルティエリア外の髙橋へリターン。少しためて割り込みを狙ってエリア内の宮澤へボールをつけて走った。受けた宮澤が落とさずに平行にドリブルしシュートをゴールバー下へ突き刺した。
OH中島に代え、会田を投入し守備プレスの活性化をはかった。会田は出場機会が少ない中でも直向きに努力を継続し、できることを探してチームへの貢献も忘れずに取り組んでいる選手だった。
アディショナルタイムにも遠山のスルーパスから髙橋のゴールが生まれ勝利することができた。
スコアは離れているがとてもそんな感触はなく、相手のハードワークに苦しい展開に終始した感触だった。ただ、何がなんでも決勝に進みたいとする選手たちの気持ちが現れていた試合に感じることができた。
あと一つ。
→⑤へ続く
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ご対戦いただきましたチーム関係者の皆様、大会関係者の皆様、応援いただきました皆様、誠に有難うございました。
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