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第32回高円宮杯全日本ユース(U15)選手権 関東大会 Cブロック2回戦 vs 川崎フロンターレ 11/8(日)

ゲーム概要

U15年代最後の大会。
今年はコロナ禍でクラブユース選手権が中止になってしまった為、全国大会まで繋がる唯一の大会となった。
各16チームの4ブロック(A〜D)に分かれ、負けたら終わりのノックアウト方式。
各ブロックの1位が全国大会への切符を獲得する。

詳細は関東サッカー協会ホームページより↓↓↓

東急SレイエスFCは前日東松山ペレーニアを5-0、川崎フロンターレは前橋SCを4-1でそれぞれ破り2回戦で激突する。
連戦で前日の疲労が残る中での戦いとなり、両チーム総力戦でこのゲームに臨む。
果たして3回戦へ駒を進めるのは⁉︎

チーム紹介

東急SレイエスFC
スターティングメンバー
FW 3元木 湊大 9山脇 幹大
MF 5武藤 光希 10吉岡 碧波 8山本 泰生 23八木田 愛琉 15桜井 勇樹
DF 22貝川 慎之介 4清水 佑 25西田 遥翔
GK 1渡辺 勇樹

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サブメンバー
28佐藤 翼 7馬場 翔大 11島渕 世那 13田中 輝 14松本 一真 16新堀 翼 17高次 唯斗 24クリバリー璃音 ママディ

監督 宮島 俊


川崎フロンターレ

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戦況/結果

プレー状況
会場は埼玉県上尾市平塚サッカー場(人工芝)。
今年新設されたということでとても綺麗なピッチ。
気温も20℃前後で風もなく絶好のサッカー日和となった。

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前半

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お互いのスタートポジションはレイエスが1-3-1-4-2、フロンターレが1-4-4-2という形となった。
序盤は一発勝負という事もあり、お互いテンション高くゲームに入った。
その中でもレイエスのインテンシティが非常に高く、球際の速さ、強さで相手を上回り、徐々にボールを支配する展開となった。
前半5分、レイエスは右にいた8山本が中央の選手とのコンビネーションからこの日1本目のシュートを放つ。このシュートはフロンターレDFがブロックする。
前半12分、8山本が相手ボールをインターセプトしてそのまま3元木へスルーパス。このパスでペナルティエリア右に侵入した3元木はシュートを放つが、これは惜しくも左ポストへ当たりゴールとはならず。
レイエスは長短のパスを駆使して、ボールを保持しながら侵入の機会を伺うが、フロンターレの守備組織も固い。
フロンターレはボール奪取から素早い攻撃を仕掛けるが、レイエス守備陣も落ち着いて対応していた。
前半32分、レイエスは5武藤の右コーナーキックから22貝川がフリーでシュートを放つが、ミートする事が出来ずボールは枠の外へ。
その後はお互いチャンスを作れず0-0の同点で前半を折り返した。

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後半

お互いメンバー変更はなく、前半の形を継続して後半に臨んだ。
後半もレイエスがボールを支配しながら相手コートでゲームを進める中、47分に右サイドの深い所へ23八木田が侵入しクロスを上げる。このクロスボールを3元木がヘディングで合わせるが、フロンターレGKがファインセーブしてCKへ。このCKを5武藤がファーサイドへキック。3元木が折り返し、9山脇がシュート。このシュートはクロスバーに当たるが、こぼれた所を15桜井が押し込み、レイエスが待望の先制点を獲得する。
先に得点を許してしまったフロンターレは、得点を奪い返そうとボールを支配して相手陣内でプレーしながらチャンスを作ろうとするが、レイエスは自陣に押し込まれる展開となってもチーム全体が連動して集中した守備で危険なエリアへの侵入をさせない。
後半フロンターレはCKが7回あったが、レイエスGK1渡辺を中心に身体を張ってゴールを守り切り、1-0のまま終了。
東急SレイエスFCが3回戦へ進出となった。

得点シーンはこちら↓↓↓

結果

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選手交代東急SレイエスFC
60分 23八木田 愛琉 → 11島渕 世那
65分 9山脇 幹大 → 7馬場 翔大
70分 4清水 佑 → 16新堀 翼
70分 10吉岡 碧波 → 17高次 唯斗

川崎フロンターレ
54分 27 → 14
54分 7 → 17
75分 15 → 8
75分 25 → 3
79分 13 → 11

監督コメント

東急SレイエスFC
監督 宮島 俊
ーどんな想定を持ってゲームに入りましたか?ー
連戦だったので選手たちの疲労を考えると、ボールを持たれて守備の時間が長くなるとかなり苦しくなるので、ゲームのコントロール、守備の強度やボールの持ち方などは意識していました。
関東リーグでも対戦があったので、相手チームの選手の特徴やコンセプトを少し把握していることもあり、そこから戦い方をイメージしたのと、リーグ戦とどう変化があるのかに意識を持てるように心掛けました。
リーグの時はフロンターレさんの守備の連携が素晴らしく打開するのが難しい印象があったので、前半の早い時間帯で試合に慣れる前に得点を奪いたいと考えていました。

ーゲームが始まって、狙っていた部分と危険に感じた部分はどう見ていましたか?ー
前半の早い時間帯でゴールに向かう勢いを出せてシュートがポストに当たったシーンがあったのですが、決めることができなかったので流れが悪くならないと良いなと思っていました。
守備のシーンでは相手コートでプレスに行った時にはこちらの最終ラインの背後にはかなりスペースがあるので、そこを突かれた時や、ライン間でボールを受けるのがうまいチームなのでそこで前を向かれてしまった時は、ピンチになっていました。前後半共に、終盤に押し込まれてしまう時間があり、何とかブロックしたり掻き出したりして凌ぐことができました。足を止めずに対応できた選手たちのがんばりがあったと思います。

ーハーフタイムや飲水タイムにはどんな話をしましたか?ー
攻撃に関してはサイドレーンでボールを受ける選手のポジショニングや前線への配球についての技術的ポイント、守備に関しては相手の特長を消すような狙いとカバーの意識について話をしました。

ーゲームを終えての感想をお願いします。ー
こぼれ球を押し込んだゴールでしたが先に得点できたのは幸運でした。どちらが勝ってもおかしくない展開でしたがボールが自分たちに転がって来るように、運を引き寄せる為の準備はして来られたように思います。
ジュニアユース年代最後の公式戦ということで、怪我等でピッチに立てない選手の分もがんばろうと大会に入りました。この連戦を乗り越えたことは自信になります。あと二試合に勝利して目標の一つである全国大会出場を達成できるように取り組みます!

ー今日のピックアップ選手ー
3元木 湊大
攻守において活躍がみられました。攻撃の起点としてボールをおさめる役割や運び出してチームの前進を担い自らゴールを狙うプレーを出せたことや、守備では相手へのプレスのスイッチを入れる働きがありチームを牽引するプレーを一試合通してやり続ける努力をみせていました。


川崎フロンターレ
玉置 監督
ーどんな想定を持ってゲームに入りましたか?ー
厳しい戦いになるだろうと想定してゲームに入りました。

ーゲームが始まって、どんな所が危険に感じましたか?ー
蹴ってくる背後が危険に感じていました。

ーハーフタイムや飲水タイムでの修正は?ー
プレスの掛け方を修正しました。

ーゲームを終えての感想をお願いします。ー
力を出し切れなかったです。


選手コメント

東急SレイエスFC
3元木 湊大
ーチームの勝利のためにどんなプレーを心がけていましたかー
チームの勝利のために、自分は得点に繋がるようなプレーを意識しました。自分が点を取るだけに意識を向けず、チームで点を取ることを意識しました。

ーゲームが始まってどんな事を狙ってましたか?ー
ゲームが始まってからは相手の裏のスペースやゴール前でのシュートを狙っていました。

ー惜しいシーンが何度かあったけど、ゴールを取るために考えていた事は?ー
惜しいシーンを引きずるのではなく、次に点を取るとるために走ることや焦らず落ち着いて周りを見ることを考えていました。


1渡辺 勇樹
ーチームの勝利のためにどんな事を心がけていましたか?ー
まず無失点にすること、それに加えて自分が1番周りを見えてるのでチームの状況をみてゲームをコントロールすることを意識しました。

ーGKのポジションからゲームをどう分析して、どんなプレーをしようとしていましたか?ー
ボールはレイエスの方が握れて居たので攻めている時の後ろの枚数やマークの確認を意識しました。
その中でも相手のカウンターが怖かったので、必ず相手の残っている枚数より1枚多くDFを残すようにしました。

ーセットプレーについてー
セットプレーに関してはキーパーが1番優位なので積極的にボールにチャレンジする事を意識しました。
水曜日の練習で北村コーチとハイボールをやり込んだのでその成果が出て良かったです。


15桜井 勇樹
ー右サイドでどんな役割を持って、ゲームに入りましたか?ー
自分の役割としては、右サイドを上下にひたすら動いて攻撃・守備のどちらにも貢献することでした。攻撃では特にクロスの質にこだわってプレーしました。

ー役割の達成についてはどうでしたか?ー
70点ぐらいだと思います。攻撃にも多く参加出来ましたが、切り替えのスピードは後半の終盤に遅くなることがありました。サイドハーフ・フォワードとの連携も意識して、次戦は集中を切らさずプレーしたいです。

ーゴールを振り返ってー
コーナーからの得点で、チームとして気合で取りにいった感じでした。
フォワードの9幹大がヘッドでバーに当て、その跳ね返りが自分のとこに来て、打つしかないと思い気合で決めました。自分だけではなくチーム全体のゴールだと思います。


25西田 遥翔
ーチームとしてどんな姿勢でこのゲームに臨みましたか?ー
全国大会出場という目標に向けて負けられない戦いだったので、最高のプレーをするために準備して臨みました。また、川崎フロンターレさんは、とても個々の技術、判断が優れていて攻撃陣のレベルが高いので失点をしないようにやっていく意識でいきました。

ーチームの雰囲気はどうでしたか?ー
チームの雰囲気は、今までの試合で1番良かったと思います。まだ試合があるので、もっと雰囲気を良くしていこうと思います。

ーゲーム全体を振り返ってチームとしてのプレーはどうでしたか?ー
チーム全員が良いプレーをしていたと思います。みんなで助け合いながらできていました。多数の攻撃手段を駆使して、攻撃できていました。守備陣も集中できていました。

ー多数の攻撃手段というのは具体的には?ー
ペナルティエリア内のポケットへの侵入、バイタルエリアの崩し、クロス等です。

Next Game

第32回高円宮杯全日本ユース(U15)選手権 関東大会 Cブロック3回戦
vs 坂戸ディプロマッツ
11/14(土)13:30KO @栃木SC宇都宮フィールド
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