ピル卒業所感
41歳になるかならないかの頃、低容量ピルの服用をやめた。
もともと重い生理痛持ちだったため、2人目出産、断乳後あたりから低用量ピルを飲み始めた。
気分も体調も年間通して凪。
ジェミーナ配合錠には感謝している。
血液検査の異常はないが、40歳を超えると血栓症などのリスクが上がるため薦めないという医師の判断で、ディナゲストに変更した。
しかしこの薬で副作用がで始めた。
妊娠初期を彷彿とさせるような胸の張り、塩分と酒を大量に摂取した翌日のようなむくみ、そして無気力。
服用に慣れたら緩和する可能性もあると言われ飲み続けたが変わらず、薬をサボるようになった。
サボると元気になる。
でも生理が怖くてまた飲む。
でも沈む。
薬をやめる
生理痛が怖くて・・・
のループをしばらく続けた。
医師に伝えると、
「思い切ってやめましょうか? あなたそもそもが元気だし。20、30代のときと生理の様子も変わっている可能性もある。薬を数ヶ月やめて、それでも辛かったらまた考えるということでどうでしょう?」
と言われ、断薬。
ディナゲストを飲んでいるときは、挨拶程度の生理が不定期に来ていて、断薬後もしばらくそんな具合だった。
が、しばらくすると、しっかり28日定期便が届くようになった。
気怠さや重さ、注意散漫はあるが昔のような激痛はないので日常生活に大きな差し支えはない。
面倒ではあるし、もう出産の予定も無いので不要といえば不要なのだけど、40代になり閉経まであと何年だろう思うと、この感覚も愛おしくなってくる。
体の声を聞いているようで。
感傷的になりやすいのも生理の影響かもしれない。