東京夜光録2023.6.29(川名)
東京夜光録2023.6.29(川名)
最近の川名のあれこれ
お世話になっております。川名です。
もはや日記のようになってるこのnote。
さてさて最近の川名のあれこれ、2023年4月〜6月です。
【俺たちのBANG!!!】
新橋演舞場で作、演出って。。。ちょっと1周回って笑っちゃいますが、やりました。少年忍者の方々の公演。劇団員の丸山港都にも出演いただいて。でも、いつもとやることは変わらないというか、自分でも驚くぐらい平常心でした。そうですよね、1ヶ月かけて稽古して、本番、確かに、意外とやることって、演劇つくることですし、変わらなかった気がする。
でもやっぱり、伝統のある劇場って良いですね。僕の師匠の横内さんがやったワンピース歌舞伎を観たときに、その壮大さと、趣と、慄いた記憶があって。その場所でやれたっていうのが、本当に幸せでした。
そしてなにより、彼らの未来に向けて、少しでも何かを残せていたら嬉しいです。
【ルビンの壺が割れた】
紀伊國屋サザンシアターで、黒木瞳さん企画、脚本の朗読劇「ルビンの壺が割れた」の演出をつとめました。原作は宿野かほるさんの小説。ご出演は黒木瞳さん、渡辺いっけいさん、そして語り部はダブルキャストで細谷佳正さんと陳内将さん。
朗読劇といっても、ダンスがあったり、ゆるかわふうさんの壺の美術作品があったり、てんこ盛りでしたが、素敵な方々が集まってなんだか穏やかで楽しげなお稽古でした。
【ケイ×ヤク】
ただいま絶賛お稽古中。2.5次元の脚本、演出です。
とはいっても、ふたり芝居。なんだか濃密に稽古しています。
原作は薫原好江さんの漫画。それをコンテンポラリーステージとうたって、ふたりのダンサーさんによるコンテンポラリーダンスあり、チェロとバイオリンの生演奏あり、と、なんだかこれでもかとやりたいことをやらせていただいている感じです。
ただいま稽古期間も中盤あたり。本当に細かく稽古をしていて、全体像が見える頃が楽しみです。
【fragment】
東京夜光、1年半ぶりの新作です。
楽しみ、なのと、もちろんつくるときはいつもそうですけど不安なのと。これにいつ慣れるのか。劇団公演って、なんだか毎回、一生の一本つくる気で向かってしまうのは、でも、そういうものですかね。一生、この感じに慣れないのかもしれません。
よかったら9月、吉祥寺シアターに観にいらしてください。
そんなこんなで、今日も元気にやっております。
またnoteを書く日まで。
川名幸宏
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