2020.10.12 八王子ネイチャープログラム 自然観察会「秋の自然」
こんにちは。TTTのあさやまです。
コロナになってから約2年間、八王子の自然系体験プログラムに定期的に参加するようになりました。
だいぶメモが溜まってきてしまったので、ここに備忘録として残していこうと思います。
今回取り上げるのは、高尾山で行なった2020年秋の自然観察会。
京王高尾山口駅から登るルートではなく、大垂水バス停から高尾山頂を目指すルートで植物を観察しました。
基本情報
・日時:2020年10月12日(月) 9:50〜15:00
・コース:高尾駅北口→(神奈中バス)→大垂水→一丁平→富士見台→高尾山頂→ふじ道→薬王院→1号路→十一丁目茶屋前
・参加費:2,000円
・講師:新井二郎 先生(元東京都高尾自然科学博物館・学芸員)
・サポーター:上岡さん、門倉さん、齋藤さん(科学館元館長)
・主催者:八王子観光コンベンション協会
見つけた植物一覧
※歩きながら取ったメモなので、間違いや分からない言葉があるかもしれませんが、自分のための備忘録なのでヨシとします。
アズマヤマアザミ:総苞片(ソウホウヘン:キク科やセリ科などの花序(かじょ=花の集まり)を保護する苞葉(ほうよう)のことです。「総苞鱗片(そうほうりんぺん)」ともいいます。)がある。トゲが反り返っていない、毛が短いことが特徴。
タマアジサイ
ノグキ
シモバシラ:シソ科
シラネセンキュウ:セリ科のため、ニンジンの花に似ている
ウバユリ:今はまだ蕾の状態
ハナタデ:小さい点々の花
シロヨメナ:キク科、白い花を咲かせる
リョウメンシダ
センブリ:すごく苦い
シラヤマギク
クロモジ:良い香りがする。昔から羊羹のようじに使われている。今でも高級和菓子店には使用されていることも。
ミヤマシキミ:雌の木に実がつく。毒があるため注意。
カシワバハグマ
【大平林道】
トネアザミ
ヤマハッカ:シソ科、ハッカの匂いはしない
タイアザミ:下に向かって花が咲く
ノハラアザミ:花が上を向いている
ノコンギク
ワラビ
サルビアニッポニカ
アサギマダラ(蝶)
キバナアキギリ
ワラビ:茎から先までが1枚の葉
マルバハギ
ミズタマソウ
ツリフネソウ:英語名はTouch-Me-Not(触れないで)。茎が太いと種が飛ぶ。
フジカンゾウ:5〜7枚で1枚の葉、ヌスビトハギは盗人の足袋から連想
キンミズヒキ
コメナモミ:ほっそりして毛がない、高さ1mになる
シュウブンソウ:横に茎が伸びる
ニガイチゴ:ノイチゴなので食べられる。苦いのは種子の部分で、よく噛めば苦いが、普通に美味しい。
モミジイチゴ:モミジの葉っぱに似ている。オレンジ色のイチゴがなって美味しい。
サンショウ:葉の先がへこむ、犬山椒は葉がよりギザギザ
ヤマグワ
オカノトラノオ
アキノタムラソウ
ガンクビソウ:キセル(昔のタバコ)の形
ハリギリ:樹皮は厚いコルク質のため、幹が大きくなるにつれ縦に深く裂けてくる
ヒヨドリバナ
サルトリバラ
ヒメコウゾ:和紙の材料になる。
クサギ:「臭木」と言われるが、人によってはピーナッツバターみたいな香りがするという。
ナツヅタ:ぶどうの仲間。
フユヅタ:別名キヅタ。ウコギ科
カシワバハグマ:「白熊」と書いて「はぐま」。はぐまは動物のヤクの白い尾のこと。葉っぱが柏の形なので「柏葉白熊」。
コウヤボウキ:葉がざらざらしている
ナガバノコウヤボウキ:葉がつるっとしている
アキノキリンソウ
フユノハナワラビ
ゼンマイ:葉っぱが千枚あるほど多く見えることから「センマイ→ゼンマイ」。
ユウガギク:漢字は「柚香菊」と書くが、柚の香りはしない
ガマズミ
ツルリンドウ
コバギボウシ
ヤクシソウ:たんぽぽ科、食べられるが苦い
フタリシズカ
ツリガネニンジン
サンカクヅル:ぶどうの仲間
センボンヤリ
オオバウマノスズクサ
ナンテンハギ
ネコハギ
イヌザンショウ:夏に咲く。植物に「いぬ」「カラス」などの動物の名前がつくのは役に立たないという意味。
ノダケ:カレー粉のにおいがする
サラシナショウマ
ウラジロ
マユミ:マユミは実が4つに分かれる。ツリバナと似ているがツリバナは実が5つに分かれる。
カノツメソウ:セリ科
マルバウツギ:葉っぱの上に
ツルニンジン:別名ジイソブ(爺蕎)。「ソブ」というのは木曽の方言で「そばかす」を意味し、「爺さんのそばかす」といった意味になる。花の中にそばかすのような点々がある。
ツヅラフジ
【もみじ台】
ビナンカズラ:昔、美男子が鬢付け油として使ったことが名前の由来。
アブラチャン
ギンジョウソウ
エガワスギ
ハエドクソウ
ニガキ:ヤクシソウより苦くないが苦い
マルバスミレ
ウマノミツバ
ダンコウバイ:羊の足のような形の葉っぱ
アオハダ:樹皮を削ると青い肌が現れることから
コチヂミザサ:毛が多いのはケチヂミザサ
モミジガサ:「シドケ」という名前では山菜として知られる。モミジのような形の葉っぱ
キハダ:別名「黄檗(おうばく)」と呼ばれ、古来から漢方に使われた。樹皮を削ると黄色い肌が現れることから「黄肌」。
ヨウラクラン:樹皮にくっついていて生長する小さいなラン
カンアオイ
ウリハダカエデ:葉がウリの肌に似ていることから
ヒナスミレ:葉っぱにお椀が入っているような切れ目がある
ムラサキニガナ:白い液が出る、苦い味
カヤ:油の匂いがする
カノコノキ:バンビの肌のようなマダラ模様の樹皮
ヤブミョウガ:葉っぱが放射状になって、つゆ草の葉に似てつるっとしている
ビロードシダ
トチノキ
ヒサカキ:サカキとの区別は、ヒサカキは枝が分かれ、サカキは真っ直ぐ伸びる
ヒイラギ:冬になると葉っぱの角が丸くなる、モクセイ科
ヤブレガサ
アカガシ
オクモミジハグマ:3つで1つの花
コアジサイ
ウラジロガシ:葉がギザギザ、
タカオヒゴタエ
メグスリノキ:カエデ、3枚で1枚の葉
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