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資格取得の動機とリアル|『なんとなく』がキャリアにつながるまで
資格を取得する理由は、人それぞれ違います。
「キャリアアップのため」「転職のため」「副業や開業を目指して」など、明確な目的がある人もいれば、「なんとなく取っておいた方が良さそう」と、漠然とした理由で始める人もいるでしょう。
私の場合は、「なんとなく」です。
資格取得のきっかけは、先輩を見て深く考えずに挑戦してみたのが始まり。
明確な目標があったわけではなく、軽い気持ちでした。
気がつけば 「 会社員 × 中小企業診断士 × 社会保険労務士 」 という形に。
年齢を経るにつれ、資格取得の目的や心境も変わっていきました。 そこで、これまで取得してきた資格の流れを当時の心境とともに簡単に振り返ってみます。
各資格の詳しい心境については、いずれ別の記事で書く予定です。
私の資格取得の流れ
*情報処理技術者試験は旧名称のものもあります。
20代後半 ⇒ 資格に無知。ただ合格の瞬間を味わうために。
① 初級システムアドミニストレータ
先輩がきっかけ。まずは試しに受験。
② 情報セキュリティアドミニストレータ
初級システムアドミニストレータの上位資格に挑戦。合格が楽しい。
30代前半 ⇒ 「知識って役に立つ。仕事に役立つ」、そして「自分の将来にも役立つ」へ。
③ 上級システムアドミニストレータ
さらにステップアップ。資格取得の楽しさと仕事に役立つことの気づき。
④ システム監査技術者
仕事に役立つ実感がさらに湧き、より専門的な知識を求めて挑戦。
⑤ 中小企業診断士
より仕事に役立つもの、そして自分の将来にも役立つものへ。
⑥ 日商簿記2級
財務・会計の知識を強化するため、診断士の知識と相乗効果を狙う。
30代後半 ⇒ 簿記をステップアップ。その後ひとやすみ期間。
⑦ 日商簿記1級
財務・会計をさらにステップアップ。
40代 ⇒ 会社の資格手当になりそうなものを狙う、その後自分の先々、人生を考えて。
⑧ 第1種衛生管理者
資格手当狙い。しかし、...。失敗例かも...。ほかにも同様の資格も…。
⑨ 宅地建物取引士
資格手当狙い、一旦は目的達成だが、...。
⑩ ネットマーケティング検定
PR部門への異動に伴い、知識整理のため。
⑪ マーケティングビジネス実務検定
PR部門への異動に伴い、知識整理のため。
⑫ ウェブ解析士
PR部門に従事しながら、知識増強。
⑬ 社会保険労務士
自分の人生を考えて、顧問契約の取れる資格に挑戦。
振り返ると、私は 「計画的に資格を取ってきた」というよりは、「その時々のきっかけに合わせて取っていった」 という感じでした。
最初は「なんとなく」始めた資格取得も、結果として 「キャリア形成の大きな柱」 になりました。
掛け合わせるとこんな感じです。
ビジネスの基盤となる「ヒト・モノ・カネ・情報」。
私はこの4つを体系的に学び、キャリアを積み上げるという結果になっていました。
全般 → 中小企業診断士
ヒト → 社会保険労務士・第1種衛生管理者
モノ → 宅地建物取引士・マーケティング関連
カネ → 簿記1級
情報 → システム監査技術者・ウェブ解析士・情報処理技術者
そして、今は副業へも踏み出しています。
資格取得はゴールではなく、新しい可能性へのスタート。 あなたの人生の参考になれば嬉しいです!
資格を活かした副業に興味のある方はこちらの記事をどうぞ。
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