履歴書の書き方 〜技術編〜 (後半)
こんにちは。東京スタートアップ法律事務所(以下「TSL」。)の採用担当です。
この記事では弁護士として就職活動をスタートされる方に向けて、就活にまつわるお役立ちTips「履歴書の書き方」をお届けしてまいります。
前半では
フォーマットを入手する
写真を載せる
経歴の書き方
の3点をお伝えしました。後半も最後までお読みいただけますと幸いです。
志望動機と自己PR
名前や写真、経歴が書けたら、いよいよ志望動機および自己PRを準備しましょう。ここではなぜ自分がその事務所に関心を持ったのか、自分がどんな人物なのかが読み手に伝わることを意識するのが大切です。
事務所ごとに作成しよう
まず、事務所のことを知らなければ、読み手がしっくり来る志望動機は書けません。同様に、事務所が求める人物像がわからなければ、自分のどんなところをPRするのが適切かも分かりませんよね。
書き始める前に、事務所HPを見たり説明会に赴いて情報収集しておくことは大変重要です。
無難に仕上げて使い回しているのか、自社のことを調べて書いているのかは、選考官に多くの場合伝わっています。選考官も日々の業務の合間を縫って、事前に履歴書や経歴書を読み込み面接時間を確保しています。使い回しと分かる書類の候補者と、不器用でも一生懸命調べて作成したと分かる書類の候補者と、どちらに会ってみたいと感じるかは一目瞭然ですよね。
書く分量
TSLの新人弁護士採用シーンでよく目にするのは
・履歴書(1枚)
・志望動機・自己PR書(1〜2枚)
の組み合わせです。
伝わるべきことが伝われば良いので本来分量は問いませんし、ご参考まで。ただし、あまりに長すぎるのは「簡潔に伝えることが苦手なのかな」という印象を与えてしまいますのでご注意を!
神は細部に宿る
書類の提出という選考フロー全体を通して、地味ではあるものの抑えておかなければならないポイントがいくつかあるので、こちらもお伝えしていきます。
事務所名は正しく書く
TSLの事務所名は「東京スタートアップ法律事務所」なのですが、ときどき「東京」が抜け落ちて「スタートアップ法律事務所」と記載されている方を見かけます。ビジネスシーンで社名を一部省略することはまずあり得ません。事務所名は必ず、正しく書きましょう。
日付は適切か?
これは大変地味なポイントですが、案外違和感を覚えることがあります。
例えば2023年7月30日に提出された履歴書や職務経歴書の作成日に、1年前の2022年まで遡るような日付が書かれていたら「以前作成したファイルをコピーして作ったんだろうな。それ自体はいいけど、こういう細かいところは配慮しない人なんだな」と感じます。
厳密に提出日の日付にする必要はないですが、読み手が違和感を覚えない程度に整えておけるようにしましょう。作成日時点でカウントして、年齢や勤続年数が間違っていないかも要注意です!
提出前に必ず見直す
一通りの項目を記載し終えたら、必ず見直しをしましょう。
誤字脱字は無いか
てにをはに誤りは無いか
トンマナは整っているか(ですます調、である調が混じっていないか)
いずれも声に出してゆっくり読むなど、工夫して見直すことで防げることが多いです。せっかく良い内容を書いたのであれば、こういった細かなポイントも隙なく抑えていきましょう。
ファイル形式
TSLでは必ず、書類応募は「PDFデータで」提出いただくよう指定をしています。というのも、WordやExcelのように改編可能なファイル形式で正式な書類をやり取りすることはビジネス上おおよそあり得ないからです。
なお、PDF化した後は必ずファイルを開いて体裁がおかしくなっていないか確認しましょう。例えばExcelで履歴書を作成した場合、Excel上ではきちんと枠内に文章が収まっていても、PDF化すると途中で切れてしまっていることも。
提出前に、自分の成果物を必ず見直しましょう。
終わりに
前半・後半に分けて、「履歴書の書き方〜技術編〜」をお届けしました。
このほかにも、弁護士として就職活動を行う方に向けてお役立ちTipsをご用意してまいりいます(随時公開!)。
東京スタートアップ法律事務所に関心をお持ちの方も、そうではない方も、すべての方がより良い就活をしてご自身にぴったりの事務所に出会えるよう、心から応援しています。
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