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履歴書の書き方〜技術編〜(前半)

こんにちは。東京スタートアップ法律事務所の採用担当です。
令和5年司法試験が終わり、受験された方の中にはそろそろ就職活動を考え始めた方もいらっしゃるでしょうか。
これから、就活をスタートするすべてのみなさんに向けて「弁護士就活 お役立ちTips」を数回連載予定です。今回は「履歴書の書き方」を前編・後編に分けてお届けしますので、ぜひお読みください。


はじめに

まずお伝えしておくのですが、今回は「履歴書の書き方」における技術的なポイントがテーマとなり、「うわ、細かいな」とお感じになることがあるかもしれません。

ここでお届けするTipsは、あくまでも東京スタートアップ法律事務所(以下「TSL」。)の採用担当が日々考えていることです。
なるべく汎用性のある内容になるよう意識していますが、他の事務所の採用選考においては「そんなことまで気にしていないよ!」というポイントもあるでしょう。

一方で「ここさえミスしていなければ面接に通せたかもしれない」という惜しい履歴書を、他業界含めて採用現場でたくさん見てきたのも事実です。内容以前の技術的な部分でチャンスを逃すことがないように、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

履歴書フォーマットをダウンロードする

まずはフォーマットを入手するところから。

履歴書や職務経歴書のフォーマットは、スタンダードなものを利用するのが無難です。Web検索するとたくさんの無料フォーマットが落ちていますので、WordかExcelで任意のものをダウンロードして使いましょう。

「ありすぎて迷う・・」という場合は、JIS規格を探せばOK!選考官は日々たくさんの履歴書を目にするので、奇を衒ったものよりも、見慣れたフォーマットであるほうが見やすいです。

ベストな写真を載せる

人はコミュニケーションにおいて、視覚からの情報をかなり重視します(全体の50%以上とも言われます。)。髪がボサボサだったり、ぼんやりした表情の写真が履歴書に貼られていると、「この人は自分がどう見えるかに気を遣わないのかな?」という印象を持ってしまいます。

弁護士として仕事を始めれば、どんな事務所に行こうとも多くの人はクライアントとお会いする機会があるのではないでしょうか。社会人として、自分が相手からどう見えるかを意識できることは大切です。

履歴書に載せる写真は、清潔感や表情の明るさに気をつけて、自分のベストな写りのものを選べると良いですね。服装はスーツで映るのが無難です。

経歴などの書き方

履歴書

学歴・職歴の欄に、それぞれを項目分けして経歴を書きましょう。

学歴は高校の卒業から記載することが一般的です。
司法試験を受験するまでに社会人として仕事をした経験がある方は、その職歴も記載しましょう。

なお、経歴や取得資格等を書くときに必ず意識していただきたいことが2点。

1点目は「西暦と和暦を混ぜない」ことです。提出書類は、必ず西暦か和暦を揃えて用意しましょう。

2点目は「入学と卒業、入社と退職を省略しない」ことです。経歴はあなたのこれまでを想像し、どう過ごしてきた人なのかを知るためのものです。いつ卒業したか、いつ退職したか含めて正確な情報を記載しましょう。

職務経歴書

社会人として仕事をした経験がある方には、TSLでは職務経歴書も添えて書類応募いただくようお願いしています。(履歴書と職務経歴書で和暦・西暦が混ざるのも良くないので、ご注意ください!)

こちらも一般的なフォーマットを使えば問題ありませんが、一般企業で転職活動を行う際に作成するような職務経歴書が望ましいです。なぜなら、それが最も「あなたの経歴を細かくアピールできる」ことに繋がるからです。

弁護士としてのキャリアのスタートラインに立ったあなたがどんなバックグラウンドを持ち、どのような仕事をしてきた人なのか、選考官はぜひ知りたいと思っています。


後半へ続く

「履歴書の書き方〜技術編〜(前半)」は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。近日中に後半もリリース予定なので、ぜひご覧ください。

本記事の内容でも、TSLの選考についてでも、ご質問がある方はお気軽に採用公式X(Twitter)のDMよりご連絡ください。

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