あなたにぴったりなユニット防音室の探し方〜大きさ編〜
ご覧いただきありがとうございます。(株)東京サウンドボックスの佐藤と申します。
今回は組立式防音室をお探し中の方に、ご自身の用途に必要な防音室の大きさは何畳なのか?こちらの考え方を解説して参ります。
防音室選び、まずはサイズから!
ユニット式防音室のサイズには規格があり、基本的には規格に沿ったサイズになっています(一部特注等の例外あり)
0.8畳、1.2畳、1.5畳、2畳、2.5畳、3畳、3.5畳、3.7畳、4.3畳が一般的なサイズです。
基本的な考え方としては
”大は小を兼ねる”
で、大きいに越したことはないです。また、長時間の作業、仕事用であればエアコン設置を前提にした方が現実的ですので、その場合は1.5畳以上が良いでしょう。
***ご自身のお部屋に入る1番大きい防音室な何畳なのか、ご自身でご確認いただく為に、当社HPに計測方法の解説ページをオープンしました。是非参考にご覧ください。
https://www.tokyosoundbox.com/measurement
それでは早速、各サイズの使用イメージを簡単に解説して参ります。
(ヤマハアビテックスのイメージ写真を参考にさせていただいております)
0.8畳・・・1人用です。平均サイズは95×139cmです。
縦長の設計で、歌、管楽器等向きです。横に構える必要があるギターやフルートでのご利用は、かなり窮屈さを感じるでしょう。
1.2畳・・・コンパクトな正方形です。平均サイズは139×139cmです。アコギや大きな楽器(電子ピアノ、コントラバス、ホルン等)も1人であれば問題ないでしょう。
1.5畳・・・大きめな長方形でエアコンが設置できる最小サイズで、平均サイズは139×183cmです。大きめのデスクを置いてDTM、配信作業が快適にできるサイズです。小さい楽器であれば2人でセッションやレッスンも不可能ではないです。
2畳・・・アップライトピアノ用に人気の正方形の防音室です。平均サイズは183×183cmです。
この大きさになればほとんどの楽器は問題なく演奏できる十分な広さです。頑張れば3人で演奏ができるでしょう。
2.5畳・・・根強い人気がある絶妙な、レアな形で、平均サイズは183×233cmです。
アップライトを置いてのレッスンや2〜3人のアンサンブルも快適にできるでしょう。
3畳・・・グランドピアノ(3クラスまで)が入るサイズです。平均サイズは183×276cmです。
一般的な6畳の居室であれば入れられる可能性が高く、人気のサイズです。楽器がコンパクトであれば3人入っても問題ないでしょう。
3.5畳・・・グランドピアノ(3クラスまで)でレッスンをされる先生に人気の形で、平均サイズは183×323cmです。
グランドピアノを入れた上で先生+生徒1人入っても快適なサイズになります。4人でのアンサンブルも不可能ではないでしょう。
4.3畳・・・かなり大型の部類になります。平均サイズは232×323cmです。
4人入ったとしても、1人1畳分のスペースを確保できる大きさになります。グランドピアノを入れて、先生+子供でしたら生徒2人が入っても問題ないでしょう。
4.6畳以上〜・・・可能性は無限大です。ベッドやソファーを置いて、防音空間で暮らしている方もいらっしゃいます。お部屋の形によりますが、8畳前後のお部屋に収まることもあります。
いかがでしたでしょうか。防音室選びの参考にしていただけますと幸いです。
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