中古防音室紹介編〜YAMAHAアビテックス ミニ AUKシリーズ〜
ご覧いただきありがとうございます!
関東を中心に全国で防音室の移設、買取、販売を専門に行なっている、(株)東京サウンドボックスの佐藤と申します。
今回は中古防音室紹介編ということで、
”YAMAHAアビテックスAUKシリーズ”
をご紹介させていただきます。私が扱ってきた上で感じた仕様、前後のシリーズとの違い、総合評価などを記していきますので、中古品の購入を検討中の方は是非参考にしていただければと思います。
・製造年、時代背景
1998年〜2001年前後に製造されていた防音室です。2023年現在、20年以上経っているモデルですが、まだまだ現役で活躍しており、当社でも移設、買取、販売等、多数扱っております。
習い事としてのピアノが流行った時期で、座奏用の天井が低い作りになっています。0.5畳、0.7畳、2畳、3畳のラインナップがあります。
・防音性能
-30dbが基本ですが、ウッディミニシリーズの-30dbに比べると壁は重く、遮音性能も高く感じます。実質-32db~35dbほど出ている感覚です。
防音室内に調音パネルが付属しています。こちらは吸音効果は無く、反響を適度に抑える役割があるようです。弊社で再販する際は調音パネルは撤去し、変わりに吸音材を施工して納品することが多いです。
床板に関しては1重、2重の2パターンで、質量は現行品より大きいです。
ゴム足が付いている防振仕様が基本です。
・耐久性
パネルの反りは少なく、壁紙も非常に耐久性が高いです。通常の使用であれば色は多少くすんでいきますが、美品の個体も多いです。
ドアに関しては表面の化粧テープが日焼けしたり、歪んでいるケースを見かけますが、防音性能には影響ありません。
・デザイン、仕様
基本白い壁紙仕様で、覗き窓が付いているモデルもあります。現代から見ると少し古めかしい印象もありますが、シンプルで無駄のないデザインです。
換気扇は天井に付いており、空気が天井パネルの中を経由して出入りする仕様の為、埃が溜まっている事が多いです。
・総合評価
昔の天井が低い住宅でも入る様な設計になっており、立奏は厳しく、座奏でも若干の圧迫感は否めません。反響音も多いので、場合によっては吸音材の施工が効果的でしょう。
比較的安く流通しており、移設費も比較的安価なので、サイズが問題なければおすすめの防音室です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(株)東京サウンドボックスは引越し、移転に伴う防音室の移設・買取・販売を専門に取り扱っております。関東中心に全国どこへでもお伺いします。
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