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消費される人の居場所を作りたい
こんにちは。東京シェアハウスniidaです。
現在、東京シェアハウスでは、動画メディアを一緒に盛り上げてくれる
コミュニティマネージャーの存在の大切さを感じてます。
この言葉の定義は人によってそれぞれだと思うけど、僕らがイメージする
コミュニティーマネージャーの理想像は、SNSや動画などの作品を通じて、企業の取り組みを最大限、世に広めてくれる、会社の顔のような存在になる方です。映像作品への出演も兼ねて、と考えているので、役者さんやモデルさんが適任ではないかと思っています。
コミュニティマネージャーを迎えるにあたって
これまで何度も打ち合わせを重ねながら、どのような方がマッチするか話し合ってきました。そして今、会社全体で議題に挙がっているのが、
『コミュニティマネージャーをどうやって受け入れるか』ということです。
メンバー皆が感じているのは、自分たちは、メディアで表立って輝いている方々の苦労を、想像することしかできないということ。(きっと孤独を感じながらも、前へ前へ進もうと頑張っているんだろうと想像します)
だからこそ、まずその方々の辛さや頑張りをできる限り理解したり、自然とチームに溶け込んでいけるようなバックアップ体制を構築していくことから始めなくては。これがスタッフ全員の共通認識になっています。
SNSの数字よりも内面を見る
僕は当初、コミュニティマネージャーの採用のお話を社長から聞いたとき、その方を選ぶ基準ってやっぱり影響力(SNSの数字)なのかなと思いました。
そこで打ち合わせの際に「どのような方を採用するイメージですか?」と
社長の森山に聞いたところ、彼はこう答えました。
「そこ(SNSの数字)はもちろん大切だし、演技力も必要。でも一緒に仕事をやるならやっぱり人間性とか、一緒に楽しく作品が作れるか、そういう純粋な部分をいちばん重要視するよ」
目の前にある仕事に本気で、そしてチームとして共に頑張っていけるような人と働きたい。この会社に入ってよかったと感じる場面は何度もあったけどこの会話も強くそう感じる瞬間になりました。
商品としての自分
個人的な話で恐縮ですが、僕の友達に役者の仕事をしている女性がいます。
その人は普段とても優しくて聡明で、人の目を、心を見て対話してくれる人なのに、役者のお仕事のこととなると、自分の外側のことを気にして不安になって、ひとり闇の底まで落ちてしまうことがあります。
SNSの数字や何気なく言われた言葉、外見、友達さえも仕事の一環として捉えてしまうことがあると言います…自分はこれでも「商品」だから、と。
言葉にすればそれは「職業病」ということになるんだろうけど、そんな辛いことあるか!と思います。
芸能人やタレントさんは時に会社や世間の消費物として扱われることもあるように思います。でも彼らだってひとりの人間。まわりの期待やプレッシャーに心をすり減らすことだって多いはず。
口だけではない本当の優しさと、根拠のある言葉と環境が必要だと彼女を見て勝手に感じています。
共に楽しい未来を作りたい
話は少し逸れてしまいましたが、社内で打ち合わせを重ねて決めたことは、『決してその人を消費するような体勢は取らないこと』
安心できるような社内体制を整え、その人がホッとした顔で「ただいま〜」と帰ってこれるような場所でありたいと思います。
社長がよく言う言葉で、僕が好きなものがあります。
「未来は自分たちで作るんだよ」
楽しい未来を作りたい。いま、僕たちはそんなふうに考えています。