【資格の合格体験記】HSK(漢語水平考試)4級の合格報告|志水さん|社会人勉強コミュニティ
こんにちは。
ファシリテーターの志水です。
2023年10月14日に受験したHSK4級に合格しましたので、ご報告をします。
1.学習・受験状況
資格名:HSK(漢語水平考試)筆記4級
受験日:2023年10月14日(土)
勉強時間:約60時間
勉強期間:2ヶ月
受験回数:1回
受験費用:7,920円
使用教材:SuperTest(アプリ)、毎日中国語の阿波連(YouTube)、中国語の個人レッスン(週1回)
試験前の状態:HSK3級取得済み
以下は合格証明です。
2.受験理由
中国語は趣味で勉強しており、2023年内にHSK4級まで合格する!ということを目標として掲げていました。
8月にHSK3級に合格していたため、今回は4級を目指しました。
また、試験がある方が勉強する習慣が付きやすいので、モチベーション維持の意味も兼ねて受験しました。
2級から3級のときは、間を1ヶ月空けて受験しましたが、4級は少しレベルが上がると聞いていたので、3級から4級は2ヶ月空けて勉強に臨みました。(試験料も安くないので、無駄にしたくなったというのもあります。← むしろこれが大きい)
3.試験の感想
「思っていたより簡単だった」というのが正直な感想です。
実際、過去問では6〜7割程度しか取れていませんでしたが、試験では8割近くの点数を取ることができました。(もしかしたら、試験運が良かったのかもしれません)
ちなみに、HSK3級から4級では問題形式は変わりません。以下の3パートがあり、マークシートと筆記で回答していく形式です。
リスニング
リーディング
ライティング
ただ、大きく変わった点として、HSK3級まではリスニングの放送回数が2回なのに対し、HSK4級では1回のみになります。ですので、1回目はざっと話の流れを掴んで2回目で回答していく、みたいなことができないのです・・!
また、覚える単語数も1200語まで増えます。発音を聞いて理解できるレベルまで落とし込まなければならないことを考えると、HSK4級では全体的にリスニングで求められるレベルが上がるといった印象です。
4.合格に向けて意識したこと
4級で登場する単語をフレーズの中で覚えることを心がけました。
初めの1ヶ月くらいは単語アプリを使って勉強していたのですが、なかなか頭に入らず、過去問を解いても全く聞き取れない状況が続いていました。
試験日も迫っていたので、勉強の仕方を変えるか〜とYouTubeで軽く検索してみたところ、毎日中国語の阿波連のチャンネルがヒットしました。
チャンネルを見てみると、なんとニーズにぴったりの動画「【中国語リスニング特訓】HSK4級レベルのフレーズリスニングテスト【50分耐久】」があるではありませんか!
これはやるしかないと思い、試験2週間前くらいからは毎日この動画を見て、フレーズを丸暗記することに力を注ぎました。
最初は一つもフレーズを聞き取れませんでしたが、何周も繰り返すうちに、音だけで何を言っているかが理解できるようになりました。
また、何周しても聞き取れない苦手な単語があったため、そのフレーズは意識的に何度も聞くようにしました。
5.勉強方法で上手くいったと思ったこと
毎日1時間以上勉強していたことと、勉強方法を絞ったことが合格につながったと感じています。
とくに、【中国語リスニング特訓】HSK4級レベルのフレーズリスニングテスト【50分耐久】の動画に絞った後は、単語アプリや過去問は一切やらず、動画内で登場する150フレーズをすべて覚えることだけに注力していました。
合格しても4級レベルのリスニング・スピーキング力がついていなければ意味がないので、不合格になってもいいからとにかくこの150フレーズを覚えてやる!というマインドでした。
動画で勉強して良かったと思うことは2つあります。
一つ目は、発音している口元が見れること。中国語の発音は難しいので、阿波連さんの動画を見ることで、口の形や舌の位置がなんとなくわかるようになりました。
二つ目は、思い出しやすいこと。単語を見た時に、阿波連さんがその単語を使って話している姿がパッと出てくるので、文章で勉強するよりも思い出しやすくなりました。
ちなみに、人によって効果的な勉強方法は違うようなので、ぜひ以下のサイトも参考にしてみて下さい。
6.勉強方法で改善したいと思ったこと
動画でのフレーズ丸暗記勉強が上手くいったので、勉強方法は一旦このまま進めてみようと思います。
試験日が迫っているという関係上、動画は1本に絞っていましたが、4級対策としては「【中国語単語】これ1本で599個のHSK4級単語を全部覚えよう!」もちゃんと見て覚えられたら、もう少し点数が取れたかなと思います。
また、リスニング問題は1回で内容を理解するのが難しく、若干まぐれで解いた部分もあったため、100%理解した状態で問題を解けるレベルまでリスニング力を上げたいと思いました。
7.具体的な勉強方法
HSK3級対策時からは少し勉強方法を変えました。
中国語の学習方法や試験対策などを発信しているYouTubeチャンネルです。
HSKも級ごとに対策動画があるため、HSK4級のフレーズに特化した動画を繰り返し見ていました。
他にも、一問一答動画など、ネイティブと話すときに使えるフレーズも覚えました。
HSK試験対策用のアプリです。
模試や過去問を解くのに使用していました。
YouTubeでの勉強を始める前に計4回解き、6~7割の正解率だったので合格範囲内には収まっていたと思います。(合格点は6割)
8.試験直前にやったこと
「【中国語リスニング特訓】HSK4級レベルのフレーズリスニングテスト【50分耐久】」を繰り返し聞いて一緒に発音していました。
50フレーズずつで3パートに分かれているので、スキマ時間があればYouTubeを開き、50フレーズずつ練習していました。(多分10周はした)
試験日当日は早めに会場に着いたので、そこでもひたすら聞き流し&口パクで発音をしていました。
また、苦手な単語だった「检查(Jiǎnchá)」は試験直前まで呪文のように唱えていました。
9.オススメの学習アイテム・アプリ
ずばり、YouTubeです。(無料でこんな有益な動画が見れるなんて、本当良い時代ですね。)
日本人向けの中国語学習のYouTubeチャンネルはあまりないと思っていたのですが、阿波連さんのチャンネルや李姉妹のチャンネルなどちょこちょこあることがわかりました。(英語に比べると圧倒的に少ないですが)
試験対策としておすすめなのは、「毎日中国語の阿波連」です。HSK1級から6級まで対策できるのと、ネイティブとの会話に使える一問一答動画なんかもあります。
阿波連さんの動画を見ておけばペラペラになれるのではないかと本気で思っています。
10.これから受験する方へ
覚える単語がぐっと増えるので、まずは単語をしっかり押さえることが大事です。
また、リスニングの放送回数が1回だけなので、発音を聞いてすぐに理解できる瞬発力が鍛えられれば、合格に手が届くのではないかと思います。
リーディングやライティングも対策は必要ですが、試験だけでなくネイティブと会話することも考えると、優先すべきはリスニングかなと個人的に思います。
阿波連さんの動画はHSK対策にめちゃくちゃおすすめなので、受験する際はぜひ一度見てみて下さい。(回し者ではありません)
中国語学習仲間を増やしたいので、少しでも興味がある方はぜひ受験してみてください!
11.次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
「今年中にHSK4級を取得する」目標は達成したので、次はHSK5級を受験予定です。
まだ受験時期は決めていませんが、5級からは上級レベルに入るので、より網羅的に勉強しないとな〜と思いつつ、まだどのように対策していくかも決めていません。
また、HSK4級は「中級レベル」なので、中級らしく会話ができるようになりたいです。
お世辞にもまだ中級レベルの会話とは言えないので、今後はよりネイティブと話す機会を増やしていきたいと思います。
中国語を勉強している方、ぜひ一緒に頑張りましょう!
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