自分的、MusicAward2021
気がつけば年も明けてしまいました。
去年も書きましたが、筆者はずっと「12月→1月も他の月と変わらない。今月が来月になるだけだ」と教えられてきました。年末年始だからといってOFFになりすぎないって考えはとても大切な感覚だと思います。
年末年始だからできるコトやこの時期だからコミュニケーションとれる人もいて、年末年始もうまく加速の材料に使っていきたいものです。
さてさてとは言いつつも、筆者も年末年始にその年を振り返るコトもありまして、一人で毎年行っているのが『自分的MusicAward』。その年に発売されたアルバムで自分的に最高のものを決めようじゃないかという、自己満足の脳内表彰式。今回は2021年版の3枚を紹介したいと思います。
1枚目『四天王』MAPA
アルバム内の全曲を大森靖子さんがプロデュース・作詞・作曲した4人組アイドルのデビューアルバム。筆者的にはやっぱり大森靖子さんの音楽があるとすっきりする感がありますね。
デビューアルバムのラストの曲のタイトルが『アイドルを辞める日』というスパイスの効き方もとても素敵。2:57からの古正寺恵巳さんのソロパートはいい意味でゾクッと来ました。
自己開示の芸術というか、アイドルってくくりなのに「えぐられるような感覚」を持たせてくれる希少な存在になっていくような気がするデビューアルバムです。歌詞にもありますが「エンタメじゃなくてカルチャー」って4人です。
2枚目『Ethernity』ForTracyHyde
シューゲイズ/ドリーム・ポップの流れを組む5人組バンドです。筆者的にはわりとずっと好きなのですが、今まで紹介したことなかったですね。
ボーカルのeurekaさんの声も伴って、浮遊感のある不思議な世界に浸れる楽曲です。イヤホンで聞きながら街を歩きたくなるアルバムですね、見えてる景色が同じでもこのアルバムがあるだけで、まるで映画の中に入りこんでる感覚になれます。
筆者的には2022年にLiveに行きたいバンドNo1です、新年1発目いきたかったけど予定合わなかった、、、。
3枚目『からだポータブル』諭吉佳作/men
筆者的にずっと追っている天才少女。この人の音楽はホントに才能というかセンスの固まりってを感じがします。他のアーティストとのコラボとか、楽曲提供していますが、まだ18歳。
ずっとEggsとか、YouTubeとかしか音源を聞いてたんですが、ようやくEPがでました。筆者的にはかなりテンションが上がる出来事でした。
今後も間違いないく大きな存在感を出してくる人だと思うので、筆者的にはきっと将来『初期の名作』って言われるんだろうなって思ってる作品です。
まとめ
巨匠、細野晴臣が「最近はコロナ禍の影響もあって、内向的な音楽が増えている」みたいなインタビューを受けてました。筆者的には「自分と向き合った文化が尖ってきて結果的に美しくなる」くらいに思っているので素敵な傾向だと思っています。
2022年も素敵な音楽が溢れますように。