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子どもの様子

オランダに来て、私の娘二人は公立のインターナショナルスクールに通っています。公立のインターは世界で見ても珍しいなと思います。

オランダは、4歳になると小学校に通えます。5歳になると義務教育です。
長女は5歳なので、Group2, 次女は3歳なのでGroup 0。Group 0が同じ学校にあることが、現在の学校に決めた理由です。

日本であればまだ年中の長女は、どんなことを学校で学んでいるのでしょうか?毎週末に担任の先生がアプリで「今週はこんなことに取り組みました」と写真と一緒に内容を共有してくれます。去年の8月のスタート時より、インプットとアウトプットのバランスが見えてくるようになりました。

今学期はこんなことを学んだようです。(一部紹介)

  1.  人間の体について
    研究者の駐在員が多い街なので、クラスメイトのお医者さんのお母さんが来て、体について話を聞いた日もあったようです。「今日は誰々のママが来る」という話をしている朝もありました。レントゲンや聴診器、盛り上がったことでしょう。春休み前には一人一人が習った体の部位について、発表し、クラスで一つの「カラダ辞典」を完成させました。個人とチーム(クラス)の目標が明確で、みんなで達成感を味わうこと、大人になっても目指したいバランス感です。ちなみに発表は誰も緊張しないで、話できるとのこと。

家でプレゼン用に準備したレポート


2. 1-100まで数える
やはり11-20が手こずっていました。書いて、声に出して、絞り出すように数を数えています。気がつけば、時計の針も読めるようになっており、日常に転がる数字の世界が広がったように見えます。

手作りのスケールを使って、足し算引き算も考えているらしい


次女のGroup0はお天気のことを勉強したようです。外に出て雨を測量したり実体験を繰り返し、お天気の言葉はよく出てきます。

Group 0で作ったお天気のモビール 枝を拾うことが宿題でした


学校の宿題はありません。自分で家でやっといた方がいいことを見つけたり、先生に聞いたりして、自分で「これを復習したいと」いう事があります。ただ、他のみんなより遅れている、できる等の比較がない環境なので、興味があるものが分かりやすいです。遊びと学びがうまく重なると、想像以上のスピードで吸収していく様子を日々見かけます。

ちなみに保育園と違い小学校は早く終わります。水曜日はランチがありません。日本同様共働きの多い国なので、子どもたちは放課後は学童へ移動し、他の学校の子たちと合流し、また別の世界に入っていきます。引っ越しから7ヶ月にして、恐るべし、適応能力。

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