一生一会。


RON HERMANの可愛い食器。

人生生きていると出会いと別れがある。物質的には、体は一つなわけだから、”出会い”も”別れ”も言葉が存在している以上はあると思うが、どこまでいっても物質的な側面だけだよなと思うのです。

例えば、昔大好きだった人と会えなくなっても、その人は今も生きていて、何ならSNSなんか更新して「生きてますよー!」って発信しているわけで、つまり、厳密に言うと出会いと別れは無くなったと思うのですこのご時世。一期一会から、一生一会へ。

そんな中で、好き同士なのにお互い恋人がいたりして「次の人生は一緒になろう」とか、一人が一人を決めて、家族を作って、その枠の中で生きてゆくことが清く素晴らしいって風潮の考え方は、実に現代的ではないと思ったりする。ちゃらいと反感を買いそうだが、愛ってもっと無限のものな気がするのです。

もっと素直に、ナチュラルでいたら良いんじゃないか?って思ったりする。例えば、若くして結婚した女の子に子供できたりして、まだ右も左もわからないのに決めてしまって、でも「君は結婚したんだから、一生その人しか知らなくて良いし、知ってはいけない。何故なら結婚したのに、他を知ることは不貞で醜いことだから」と人生に制限をかけてしまうことによって、本当にその子はその子らしい人生を送れるのだろうか?とふと思うのです。もっと才能があって、もっと輝けて、もっと楽しくて、もっと一度の人生色んな経験をして!って可能性があったはず。

人間ってもっと神秘的なもので、色々な想いがあっていいし、全力で全員を大切にしたら良いんでないか?と思ったりする。その為に生まれて生きてる筈なのに、本来の人の価値と矛盾してるなと思うのです。素直に色んな価値観で、色んな好きな人の側にいたら良い。そして、一生一会、出会った全員を最大限一生大切にしたら良い。

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