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クラシックピアノ講師のための簡単コード(入門編)
クラシックピアノの先生に教えているとき、
「コードって難しそう…」
「楽譜がないと教えられない…」
「クラシックの指導にコードは必要?」
この質問もとても多かったです。
確かにクラシックや常に楽譜があって、楽譜だけの世界で完結するのであれば、必要ないのですが、
コードを知るだけで「教えられるレパートリー」は圧倒的に増え、対応力が全く変わるので、教室の魅力がアップすると思います。
コードは基本、全く音楽の勉強をしていない人でも誰でもすぐに弾けるように開発された表記なので、小さい頃からピアノをやってきた皆さんならすぐにコツを掴んでしっかり使えるようになります。
🎼 1. なぜクラシックピアノ講師もコードを知るべき?
「コードってポップス専用でしょ?」と思われがちですが、それはちょっと寂しいですねぇ。
実はクラシックにもコードの考え方が隠れています。
例えば…
✅ ショパンのノクターンはコード進行が美しいから感動的に聴こえる
✅ バッハの和声進行は、コード理論で説明できる
✅ モーツァルトやベートーヴェンも、コードの流れを考えて作曲してたり…
つまり、コードを知ることで「クラシックの曲をより深く理解できる」だけでなく、ポップスの指導に応用できます。
🎹 2. まず覚えるべきは「3つの基本コード」だけ!
さて、本当に今回は0から、入門として伝えていきます。
コードはたくさん種類がありますが、最初に覚えるべきはたったの3種類です。
✅ C(ド・ミ・ソ)
✅ F(ファ・ラ・ド)
✅ G(ソ・シ・レ)
もう本当にこの3種の神器でいいんです。
こんなの既に知ってるわ!!ってなりそうですが、ちゃんと曲の中で意識して進行やハーモニーを聞けていますか?
この3つがあれば、多くの伴奏が可能でしょ。
例えば…
「ハッピーバースデー」
「カエルの合唱」
「きらきら星」
→ これらは、すでに皆さん嫌と言うほど弾いてきたのではないでしょうか。全部C・F・Gのコードだけで弾けますよね。
🎼 3. コード進行の基本パターン
「コードがわかっても、どう並べればいいかわからない…」
そんなときは、よく使われるコード進行を覚えておきましょう!
📌 初心者向けのコード進行(王道パターン)
C → G → Am → F(王道進行)
C → F → G → C(シンプルなカデンツ進行)
C → Am → F → G(よくあるポップス進行)
多くのJ-POPや洋楽のコード進行はこれらで予測できます。
たとえば「王道進行」は、J-POPの90%に使われているほどの定番進行!
🎹 4.最初に自分で弾いてみましょう。
「コードだけで弾ける曲」を1曲マスターする
クラシックの先生がコードを覚えるために、
1曲だけ「コードだけで弾ける曲」を練習するのが効果的です。
オススメ曲:
『Let It Be』(C → G → Am → F)
『Stand By Me』(C → Am → F → G)
『上を向いて歩こう』(C → Em → F → G)
コード進行だけで1曲弾けると、生徒にも自信を持って教えられるようになります!
🎹 5.クラシックの曲をコード視点で見る
ショパンやモーツァルトの曲の中にも、コード進行の考え方が使われています。
例えば、ショパン「別れの曲」の冒頭は…
E → B → B → E
コードの流れを理解すると、曲の構造が見えてきて、より指導しやすくなります!
🎹 6.コードを数字で考え始める。
C → G → Am → F(王道進行)
C → F → G → C(シンプルなカデンツ進行)
C → Am → F → G(よくあるポップス進行)
これをこんな感じ↓
1 → 5 → 6m → 4(1メジャー / 5メジャー / 6マイナー / 4メジャー)
1 → 4 → 5 → 1(1メジャー / 4メジャー / 5メジャー / 1メジャー)
1 → 6m → 4 → 5(1メジャー / 6マイナー / 4メジャー / 5メジャー)
こうやって数字で考え始めると、将来的に調合がどこへ移動しても、
考えられるようになるので、最初から取り入れておくと良いです。
🎵 まとめ
✅ コードは「C・F・G」から始めればOK!
✅ ポップスの曲は、4つのコード進行を覚えるだけでだいたい弾ける!
✅ コード進行はCとかFではなく、その調合の数字で覚え始める
「コードは難しそう…」と思うかもしれませんが、
まずは「C・F・G」だけを覚えて、1曲コードで弾いてみる」ことから始めてみてください!
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