部屋にテレビは必要ない
記憶している限り、私は過去3年間、一回もテレビを見ていない。
いつからか、テレビから聞こえるノイズが心底嫌になった。電源をつけると、知りたくもないどうでもいい情報が次々と入ってくる。その一方的さが私をうんざりさせる。チャンネルを変えたとしても、大した変わりはない。つまらない。
結果、テレビの電源をつける習慣がなくなって、いつの間にかテレビはただの箱となった。
テレビをつけなくなったら、無駄な時間が減った。部屋も静かで心地いい。
家はゆっくりと羽を休める場所。その場所が静かであればあるほど、私はほっとする。
私はこの静かな暮らしを心から気に入っている。