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ホテル激戦時代に必要なホテルプロモーション

当記事では、間も無く到来するであろう「ホテル激戦時代」に必要なホテルプロモーションについて、2018年の実例やご好評いただいております弊社のデザインプロモーションなどをまとめています。

※補足:観光庁「宿泊旅行統計調査」によると「年間延べ宿泊者数」「客室稼働率」は引続き上昇傾向にあるため、ホテル産業は今後も活発的であると考えられます。

2014年頃から急速に続くホテル宿泊施設の開業ラッシュは周知の事実ですが、みずほ総合研究所作成の「ホテルオープン計画数の推移」によると次のような見方ができるようです。

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上記にある「積極的に出店できる段階は過ぎた」とは、客室供給が一時期に比べ徐々に解消されてきたことで、今後のホテル出店は従来のように”作れば売れた時代”を間も無く終え、優位性を競い合う”ホテル激戦時代”が迫っているという見方もできるのではないでしょうか。

(もちろん不動産価格上昇も開業ペースダウンの一つの要因と言えます。2018年1月時点の前年比で東京では2.4%、全国的には0.3%の価格上昇 ※1)

一方で誠に幸いなことに、2018年を振り返ると弊社へのホテル計画のご依頼件数は過去最多を記録いたしました。ご好評いただいております競合優位性の高いホテルプロモーションについてご紹介をさせていただきます。

●コンセプト型ホテル
「デザインによるおもてなし」

競合施設との圧倒的差別化を図るためには、ホテル空間にも「遊び心」を持たせ地域特性に合わせたデザインで、オンリーワンの付加価値を持たせることが大切だと考えています。

単にコンセプトといっても一般的なものではなく、デザインによる視覚的インパクトを持たせることでホテル選定時の訴求力や「写真映え」を意識し空間構成することでSNSマーケティングでの波及効果も計画しています。

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●特化型ホテル
「〇〇×ホテル施設による一点集中主義」
「コンセプト型ホテル」がマスに対する訴求力重視に対し、昨年より進行中の「eスポーツホテル」プロジェクトではeスポーツという別業態とホテル施設を掛け合わせることで、競合の無いニッチ市場を確立し新たなホテルプロモーションの創出が期待できます。(eスポーツとは? ※3)

◯販促効果が抜群に高い
必然的にPCゲーム利用目的の宿泊者が顧客対象となりますが、ユーザーを明確にすることで「マーケティングがしやすい」「プロモーション効率が上がる」といった効果効用があります。

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◯ファンベース施策を行いやすい
マーケティング手法のトレンドとしてファンベースという考え方があります。※4

(=ファンを大切にし、ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていく考え方。)

ここではゲームファンというすでにコンテンツに対するファンが対象になるため、利用者に対して適切なアプローチを行うことでホテル施設のファンになっていただくというロードマップが成り立ちます。

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◯認知度や拡散性が高い
話題性はもちろんのこと利用者によるゲーム配信やSNS配信による施設認知度が期待できる。(影響力のあるゲーマーは数千万人のフォロワーを有しています。)

◯ホテルチェーンではなかなか実行できない
特化型ホテルの最大のメリットとしては、ホテルチェーンにとって参入障壁であり、また競合し得ないニッチ市場だと言う点です。

東京オデッセイでは、前述のようにホテル施設で「長期的な経済効果」を生めるようマーケティング視点でも多角的に考え設計デザインを行っています。

※1

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※2

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※3

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※4

著者:佐藤尚之 氏「ファンベース ─支持され、愛され、長く売れ続けるために」

ありがとうございます。これからもたくさんの記事を更新いたします。