渋谷から世界へ羽ばたいたシンガーKIMIKAとは?4オクターブの音域を持つ実力派アーティスト
2018年、渋谷109が主催する「109路上ライブ」で優勝したKIMIKA(キミカ)は、今や国際的なステージで活躍している。LINE LIVE主催の「スターダムオーディション」でもトップに輝き、レディー・ガガと共演する機会を得たことで、ガガ本人からもその実力を高く評価された。一躍世界のステージへと駆け上がったKIMIKAのバックグラウンドはどのようなものだろうか。今回、彼女の生い立ちや大切にしている価値観、そして今後の目標について詳しく伺った。
KIMIKA(キミカ)とは?どんな歌手?
事務所へ入るもうまくいかず声が出なくなる
KIMIKAがダンスを始めたのは、小学校1年生の頃。姉が通っていたダンススクールで、ガラス越しに見たダンスを自然と体で覚え、自分には才能があると感じて、ダンススクールに入ることを決めた。
小学校高学年の頃には、ダンススクールの先生を通じてバックコーラスの仕事を初体験。さらにダンスコンテストで優勝し、さまざまなオーディションにも挑戦していた。しかし中学生になると、一度ダンスから離れ、歌の道を進むかどうかも迷うようになった。
高校では軽音楽部に入り、最初はドラムを担当していたが、部長から「歌えるなら歌った方がいい」と勧められる。そこでYouTubeに歌の動画をアップすると、30〜40万回もの再生数を記録。この反響をきっかけに、KIMIKAは本格的に音楽活動を開始した。
20歳前後になると、ストレスから声が出なくなるという試練にも直面する。
ライブ配信で新たな成功例をつくる
声がうまく出なくなった後、KIMIKAはドラムやダンスのスキルを活かすために専門学校へ進学。入学試験では特待生として合格し、この経験が彼女の自信を大きく後押しした。
路上で歌っていた際に、MISIAのプロデューサーから声をかけられ、Beverly(ビバリー)のバックコーラスとして大舞台に立つ機会を得ることとなった。これをきっかけに再び歌の道へ戻り、仮歌の仕事で歌唱技術を磨いた。仮歌を通じて作曲家たちとのつながりが生まれ、彼女の音楽活動を支える重要な要素となった。
KIMIKAの音楽活動において、大きな転機となったのはライブ配信アプリSHOWROOMでの活動だ。デビューイベントはうまくいかなかったものの、2度目の挑戦でグランプリを獲得。この成功を契機に、ユニバーサル、ビクター、エイベックスから楽曲をリリースするまでに至る。さらに、LINE LIVEやPocochaでのライブ配信も彼女にとって重要な場となり、KIMIKAの音楽活動を力強く支える存在となった。
「ライブ配信からスターが生まれる」という新しい成功モデルを確立した彼女は、人との縁がいかに大切かを自ら証明している。
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\begin{array}{ll}
\text (目次) \\
●KIMIKA(キミカ)とは?どんな歌手? \\
・事務所へ入るもうまくいかず声が出なくなる \\
・ライブ配信で新たな成功例をつくる \\
●KIMIKAのターニングポイント \\
・レディ・ガガも涙したKIMIKAの歌声 \\
●一番のターニングポイントは路上ライブ渋谷109 \\
●KIMIKAが大事にする価値観 \\
・自分のために歌うことを気づかせてくれた母の言葉 \\
・歌手歴15年になるKIMIKAが今思うこと \\
●KIMIKAが目指す未来 \\
\end{array}
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