木工戦記。
ハローこちら東京メタルシティ。
春の雰囲気がしはじめた冬の1日です。
もうすぐ春ですね。
木工戦記、という大袈裟な名前のタイトルですが、別に大掛かりなことは何もしてません。
ちょうど一年くらい前に、俗に言います(誰も言ってない)東メタストラトというストラトを組みまして、それも気に入ってる訳ですが(制作記が途中で放置されてますが)、
また何か作りたいなぁと昨年末くらいから考えていました。
とはいえ、また普通のストラトシェイプでも味気ないかなぁと思ったり、また昨今の円安によって頼みの綱のワーモスもちょっと高いなぁ〜と思ってたりで、気持ちだけは作りたいけど素材がない、って状態でした。
そんなこんなで年明けにぶらぶらと某ショップを見てましたら、あったんですよ!!奥さん!!
ボディとネックが。
とはいえ、ボディとネックはそれぞれ別の店舗で発見した訳ですが。ラッキーでした。
ボディはこんな感じ。いわゆるNCルーターで切り出された状態の感じでした。刃物の跡は残ってるし「板!」って感じします。傷もあったけど木目が綺麗なのと結構軽量なのが決め手でこれを買いました。
個人的にはアッシュのギターは持ってないのでそこもチャレンジ、という感じです。
ネックと合わせるとこんな感じ。
既にちゃんとギターとしての雰囲気はあります…が!どちらも板っぽいままの状態です。
見る人が見ればわかる、2000年頃に短期間製作された某ブランドのブランクですね。
倉庫か何かの整理とかで放出されたのでしょうか。
ボディ、ネックともに製材されてから20年以上は経ってる状態です。完成したらどんな音がするんだろう。
とはいえ、これをそのまま組んではちょっと楽しくない、というかその某ブランドの感じのままになってしまうので(もちろんリスペクトはありますが、東メタ仕様にするなら少し工夫せねば、ということです)、デザインを少しは変更することにしました。
まずはイメトレ…ボディ外周からピックアップのレイアウト(フロントピックアップが斜めにスラントしているユニークな形状です)が自然に繋がるラインをイメージしながら鉛筆で線を描いてみました。
フロントピックアップが斜めのレイアウトなので、そのままだとエルボー部分が少し下ぶくれのような印象なので、その部分を非対称な感じでカーブの削り直しをすればよりスマートな印象になるのでは?と考えました。
等高線を描く様な感じで段階を踏んで削れば立体的なカーブも作れるんじゃないか…とそんなイメージです。
鉛筆でちょっと描いてはじーっと眺めて、消しゴム掛けてまた描き直して、をしばし繰り返し、イメージを少しずつ固めてみました。
ちなみにそんな作業をするのは人生初です!
果たして上手くいくのでしょうか。
リアルタイムで今完成に向けてあれこれやっているので、リポートしつつ備忘録的にまとめていこうと思います。
どうかお付き合いください。
続く。
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