【凸凹地図】能登半島の提供を始めました
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様にはあらためまして心よりお見舞い申し上げるとともに、皆様のご安全と被災地の一日も早い復興を願っております。
このたび、東京地図研究社では数値標高モデル10mメッシュ(提供:国土地理院)を用いて、特に甚大な被害を被った【能登半島の凸凹地図】を作製し、Web上に公開いたしました。今後の災害復旧、復興事業等にご活用いただければ幸甚です。
1.能登半島の凸凹地図
こちらが作製した凸凹地図地図です。
弊社独自手法の「多重光源陰影段彩図Std.(凸凹地図)」で作製しています。また、日本地理学会「令和6年能登半島地震変動地形調査グループ」調査による「海岸線が前進した範囲」を地図上に追加しています。
凸凹(でこぼこ)地図、"多重光源陰影段彩図"の説明についてはこちら。
2.WEBマップ
道路等とあわせ、地域をより詳細に確認できるように、WEBマップを作成しています。マップはこちらから。
3.ベースマップの無償配布
GISで利用可能な「TIFF画像」のダウンロードが可能です。
TIFF画像には、ワールドファイルを付属していますので、GISのベースマップとしてすぐに利用可能です。また、利用規約をご確認いただければどなたでもご利用できます。ダウンロードはこちらから。
4.おわりに
先日、知人から、能登半島を旅行中に被災し、自分たちも大変なのにも関わらず、現地の方々にとても助けていただいたお話をききました。「能登はやさしや土までも」ということばがあります。そんな素敵な能登のみなさんが、一日でも早く安心した生活を取り戻せるように、弊社も、地図づくりという立場からご支援できればと考えております。
参考 TIFF画像の利用規約
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?