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数字はひとつ、世界観は多様

おはようございます。「政権選択」選挙と言われる衆議院選挙が終わりました。未明に全議席が確定した模様ですが、コンビニで今朝の新聞見出しを眺めていたら面白かったので、全部買ってみました(都心で販売されている全国日刊紙のみ)。

定数465のうち、与党系(自民公明)283,その他142ですが、それを伝える各紙見出しは全く異なっています。

読売新聞:「自民 単独過半数」

日経新聞:「自民、単独で安定多数」

産経新聞:「自民 単独過半数維持」

毎日新聞:「自民堅調 安定多数」

東京新聞:「自民後退 過半数は維持」

朝日新聞:「自民伸びず 過半数は維持」

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数字はひとつ、解釈は無限大、ですね。

ただし、これがミクロな施設経営になってくると、そこには経営への意思が入ってきますし、数字に隠されたお客さん(患者さん)の動向をどう読み取るかという視点が大事になってくると思います。

経営においては、数字を評論家としてとらえるのではなく、経営数値(初診来院数、単価、再来診数、広告宣伝費、返戻件数、残業時間数等々)を客観的にかつ主観的に、目標との差分として、自分ごととしてとらえていかないといけないなあ、と、相反することを考えた開票翌日の朝でした。