図解と解説による「髙石あかりとはどんな女優か」(本文約3000文字拡大版)
2025年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』のヒロイン(主演)に髙石あかりが決定したと発表された。2023年にNHK「夜ドラ」枠で放送された『わたしの一番最悪な友だち』で活躍したほか、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズでの主演してきた髙石あかりは、存在感のある演技で評価が高く、「女優」色が濃い若手個性派だ。
筆者は、「日刊ゲンダイ」2024年1月1日号紙上で、「2024年期待の女優5人」のひとりとして髙石あかりを挙げていた。
この原稿では、髙石あかりが現在の若手主演級女優シーンにおいて、どのようなポジションにいるかをオリジナルの図を使って説明しながら、彼女の女優としての魅力のポイントについて解説したい。
※写真は髙石あかりがヒロインを演じる朝ドラに登場する小泉八雲の旧居(島根県松江市)の風景です。「noteみんなのフォトギャラリー」から、しのよしのさんの作品をお借りしました。ありがとうございます。
図表/若手女優シーンでの「髙石あかり」が位置するポジションを、有村架純・今田美桜・上白石萌音・河合優実・川口春奈・橋本環奈・浜辺美波・広瀬すず(五十音順)ら約80名の女優と比較
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