人気女優の「黄金世代」は3年周期でやってくる
プロ野球やサッカーには、同じ年に生まれた選手の活躍度が高い黄金世代がいつくか存在する。野球では「桑田清原世代」「松坂世代」「マーくん(田中将大)世代(ハンカチ世代)」「大谷世代」、サッカーでは「1979年組」「プラチナ世代」「久保世代」などが有名だ。これと同じように、その年に生まれた女優から主演級で活躍している人がほかの年と比べて突出して多い、女優豊作の「黄金世代」が存在する。しかも、それは、3年周期で登場してきた。
スター性がある実力派がいまなお活躍する「1985年生まれ組」
2000年代に入って、若手女優がドラマや映画で活躍するようになってから、最初に脚光を浴びたのが、1985年生まれ組だった。
1985年に生まれた女優には、相武紗季、蒼井優、綾瀬はるか、上戸彩、貫地谷しほり、松下奈緒、満島ひかり、宮﨑あおい(五十音順、以下同)らがいる。10代の頃からヒロイン級で活躍していた女優も多く、実力派としてその後の若手に与えた影響は多大だ。
華がある逸材揃いの「1988生まれ組」
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