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『スター・トレック:ピカード』シーズン3-7「支配」/世文見聞録78

「世文見聞録」シーズン2。川口世文と木暮林太郎が急遽、彼らの大好物の「ビッグストーリー」であるドラマ『スター・トレック:ピカード』の最終シーズンについても語ります。

○『スター・トレック:ピカード』シーズン3第7話(ネタバレ注意!)

日本語サブタイトルも「ドミニオン」でよかったのでは?

木暮林太郎:全8話構成だったら、今回ヴァーディクに仕掛けた罠は成功していたんだろうけど、まだ早かった。

川口世文:試練がつづくな。それにしてもトゥヴォックの“本物”はちゃんと生きているんだろうか?

木暮:ここから続々とヴォイジャーのメンバーが集結してきたら、それはそれで面白かっただろうけどね。

川口:それじゃ、何話あっても終わらない。次回作は『スター・トレック:ジェインウェイ』なんじゃないか?

木暮:ショー艦長の怪我も大丈夫だったかな? こんなところであっさり死ぬのかとヒヤヒヤしたんだけど。

川口:音楽のタッチも少し変わって、ますます先読みを許さない雰囲気になってきたからね。

木暮:ジャックとシドニーの急接近にも驚いた。

川口:どんどんシドニーの存在感が増してきている。

木暮:万が一、あの二人のあいだに子供ができたら、三代目の世代になるわけか?……“ピカード三世”だな?

川口:確かに……しかも艦隊に入るより、宇宙を駆ける大泥棒とかになりそうだ。

木暮:いっそ『スペースコブラ』をやってほしい……。

川口:『スター・トレック』の世界観を丸ごと使ってそれをやったら爽快かつ壮観だろうな。

木暮:いつになく話が脱線してきた(笑)

川口:「プロジェクト・プロテウス」とか出てきて、テレビシリーズの頃に比べて「連邦」も腐敗が進んできた気がしてさ。ピカードの時代が終わると、どうなっちゃうんだろうって思うと、いささか憂鬱になってくる。

木暮:確かに「ピカードの話」の完結性も高めてほしいけど、「次の時代」をどう示すのかも気になるところだ。

川口:データとローアの人格が融合した先にあるのも、案外“人間臭さ”だったりして……ロッデンベリーが夢見た未来像が決定的に書き直される時代が来るのかな?

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