緊急事態宣言解除後のオフィスとは

緊急事態宣言が東京都を含む7都県で、解除されそうな状況になってきました。

3月頃からテレワークに入った方も多いかと思います。
しかし6月からこれまで通りに戻れるかというと、どうでしょうか？

コロナ後もテレワークが進むのではないかと一部で言われていますよね。
ところが、貸ビルの仲介業務に携わる私に聞こえてくる意見は、様々です。

テレワーク賛成の意見には2種類あります。
1つは、前向きな賛成意見です。

・通勤時間が無くなり無駄な時間が省ける。
・必要のない会議や飲み会が無くなる。
・出社しないことにより勤務時間よりも成果が問われることになり各自の意識が上がった。
・自宅勤務が可能になりオフィスのコストが削減できる。

など、その他にもたくさんあります。
簡単に言うと、無駄が省け効率が良くなるという事ですよね。

もう1つは、後ろ向きな賛成意見です。

・仕事しなくてもお金がもらえる。
・会議が無くなってうれしい。
・残業代を払わなくて済む。

など、コロナのおかげで出社しなくても良かっただけですよね。
普通の環境にいらっしゃる方には理解不能だと思いますが、意外と多いです。ホームページなどを見ると、社長と社員が肩を組んでいたりするのですが。。。
さらに調査会社の評価も決して悪くないです。

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そこで、前向きな意見の多い会社向けのオフィスと、残念ながらそうではない意見が多い会社向けのオフィスを考えてみました。

前向きな意見の多い会社には「社員参加型のオフィス」をご提案します。

このような会社の社員は通常、会社が何も言わなくても社員は自主的に動き、自然と成果が上がります。時間の無駄も省いたほうがパフォーマンスも上がるため、強いて言えば毎日会社に出社する必要もないのです。

では果たしてオフィスは必要が無いか？と言えばそうではなく、「時間が経つとともに、会社に情報が集まらなくなる」という現象が起きます。良い事も悪い事も、完全リモートでは情報収集に限度があります。

そのためには、優秀な方が気軽に集まって来れるオフィスが必要です。
社員数分の机を並べるオフィスではなく、意見を出しやすい環境のオフィスです。カフェのようなイメージですね。
ビルの立地やグレードも重要になります。コストについては、面積を小さくすることにより実現可能です。

一方、後ろ向きな意見の多い会社には、「人の動きがガラス張りのオフィス」をご提案します。このような意見が多い会社は、ごく一部の社員で成果を上げていることが多いです。
そのために優秀な社員の動きを全て見せることが重要です。

そして管理職が社員の動きを全て把握することも大切です。全社員出社が絶対必須です。テレワーク？10年早いです。直行直帰、とんでもないです。大きな声での朝礼も大事ですね！
時代錯誤ですが。。。

全員出社するので三蜜を避けるために、広いオフィスが必要です。
人気のエリアではコストが厳しくなりますが、これから人気エリア以外はオフィスの空室が増えてきますので無理のないご予算での移転が可能となります。

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極端なご提案でしたが、両方とも、過去に本当にあったご相談です。
後ろ向きな意見の多い会社については、分かりやすくお伝えするために表現が少々乱暴になりました。
どちらを選ぶかは、一目瞭然ですよね。

私たちは出来るだけ前向きな会社を応援したいですが、各社さまざまな事情があるかと思います。オフィスの改善をお考えの際は、是非、東京ベストオフィスにお声がけくださいませ。
お待ちしております。

- STAFF H

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