不思議な町名 in 神田
こんにちは、TOKYO BEST OFFICEです。
今回は以前神田和泉町の物件をご紹介した記事の中で
少し触れた「単独町名」と千代田区の面白い地名、住所について簡単にご紹介したいと思います。
「単独町名」は簡単に言うと「○丁目」という住居表示設定をしていない町名のこと。
具体例をあげると東京都千代田区一番町とか東京都中央区日本橋小網町などなど。
現在この単独町名は東京都千代田区や中央区、福岡県福岡市博多区の中心部などに残っていると言われています。
多少ややこしいものばかりですが
改めて確認をしてみると面白いのでちょっと不思議なものをご紹介します。是非お付き合いください。
□岩本町
⇒「岩本町」は単独町名ではなく1丁目から3丁目まで存在しますが、
何故かこれとは別に「神田岩本町」という住所が存在します。こちらは単独町名です。「神田岩本町」には「〇丁目」という設定がありません。
全部「岩本町」でいいのに・・・。
□鍛冶町
⇒こちらも同じく単独丁名ではなく1丁目から2丁目まで存在します。ただし、これと別に「神田鍛冶町3丁目」という住所があります。
「神田鍛冶町1丁目」や「神田鍛冶町2丁目」、「鍛冶町3丁目」は存在しません。
どちらかに統一すればいいのに・・・。
□神田多町2丁目
⇒単独町名ではありませんが「2丁目」だけが存在します。かつては「神田多町1丁目」もあったようですが、現在では「2丁目」のみ残っています。
なんで1丁目を残さなかったのんでしょうか・・・。
□神田司町2丁目
⇒神田多町と同じく「2丁目」だけが存在します。
「1丁目」はかつてありましたが今はありません。
尚、神田多町は”カンダタチョウ”と読み、神田司町は”カンダツカサマチ”と読みます。
ちなみに「神田○○町」という住居表示のなかでこの「神田司町」のみ
「町」を”マチ”と読みます。時々私も「カンダツカサチョウ」と言ってしまいます。
□神田和泉町
⇒単独町名なのに住居表示が「神田和泉町1-2-3」のように表記されることがあります。この場合町名のあとの「1」は番地になります。
なので「2」は”号”になりますが、最後の数字が枝番なのですが、なんと読むのか不明です。
改めて羅列してみてみると昔の時代の名残とはいえ、ちょっとだけややこしいですね。
住所はややこしいですが、神田周辺エリアは、多くのオフィスビルや飲食店が並び活気があるオフィス街です。都内各所へのアクセスのよく、非常に人気のあるエリアです。
神田周辺で事務所をお探しの方や移転、分室をご検討されている方はご検討をされてみてはいかがでしょうか。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
(STAFF A)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?