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オフィス移転の物件比較に役立つ、Googleマイマップ活用術

みなさん、Googleマイマップ(GoogleMyMaps)をご存知でしょうか。
GoogleMap上に指定した場所をマッピングできるツールで、Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で使うことができます。

Googleマイマップの概要はこちら
https://www.google.co.jp/intl/ja/maps/about/mymaps/

これがオフィス移転の際の物件比較・物件選定にとても活用できるのでご紹介します。

1.エクセルで住所リストを作成する

・移転候補物件
・現在のオフィス
・支店や営業拠点など
・社長やスタッフの自宅
・主要取引先や主要顧客
・同業他社や競合他社

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カテゴリ(分類)を作って分類しておきましょう。

2.Googleマイマップにリストを取り込む


Googleにログインして、Googleマイマップから1.で作成したエクセルを取り込みます。
https://www.google.com/maps/d/u/0/?hl=ja

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住所の書いてある列(住所列)を指定しましょう。

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エラーにならず全ての住所が地図上にマッピングされたら成功です。

3.ピンの色や種類を変えて見やすくする

次に、カテゴリ別にピンの色やマークを変えて見やすくします。まずは「場所のグループ化方法」で「データ列別のスタイル」を指定します。今回は「分類」別に分けます。

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ラベルを表示させます。「名称」列をラベルにします。

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アイコンを変更してみます。

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「基本地図」をクリックすると、地形図やよりシンプルな地図など、他のデザインに変更もできます。(もうすこし見やすいと良いのですが…)

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4.完成したマップを活用する

作成したマップのリンクをメールで送るなど、共有することもできます。
「編集」権限を設定しておくと、共同編集ができます。

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【注意】情報漏洩リスクを考慮し、作成したマップの「共有範囲の設定」には十分注意しましょう。共有スタッフと確認し合いながらが望ましいかと思います。また、用が済んだらデータを削除するなどしておくと安心です。

おまけ.距離を測定することもできます。

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今回はレイヤは1つ(初回検討と書いてある部分)でしたが、分量が多い場合はレイヤ分けすると綺麗かもしれません(ex.社員リスト、同業他社・競合他社リストなど)。

マップ作成の注意点としては、データをレイヤ間で移動できない上、追加するのも手間がかかるので、まずはエクセルでリストをきちんと作ってから作業するのが良いと思います。

まとめ.戦略的なオフィス移転のために


不動産仲介会社から提案された「物件候補リスト」や「物件比較表」などと併せて、マッピングで自社の各拠点や取引先、社員の位置関係を把握すると物件選びがよりスムーズになるのではないでしょうか。同業や競合他社の位置も検討材料になるはずです。ビルの賃料やスペックだけで選ぶのではなく、自社にとっての重要な要素を可視化して、戦略的なオフィス移転をめざしてきたいですね。

※GoogleMyMapsだけでなくゼンリンなどのマップアプリでも同様の事ができるかと思います。是非活用してみてください。

 -  STAFF K

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