#004 『家族不適応殺』を読了。
こんばんは。
もう布団の中ですが、先程読み終えた本のことを書きたくてnoteを開きました。
著者はインベカヲリ★さん。
このルポの中心人物はK。
刑務所に入るために東海道新幹線の社内でナタとナイフで3人を殺傷した。
改めて被害に遭われた方に謹んでお見舞いを申し上げます。
ルポ自体は、登場人物が少なく、私にはとても読みやすくて最後まで読めた。(本によっては途中で読むのをやめたり、後ろからパラパラして止めたりすることがよくある。)
読んでいくうちに、私もADHDなのでKへの関心は高まった。
しかし、私にはKのような記憶の良さはない。また、私は言葉を額面通りには受け取らず、裏をかいたり情報を付け足しすぎて飛躍して被害妄想的になったり、自分の都合の良いように解釈したりするらしい。
それはさておき、本著を読んでいて、ときどき出てくるインベさんのいう『内臓が重たくなる』のを自分なりに感じたり、謎だらけだったKの考えていることや主張の背景など、読み進めていくと霧が晴れてゆく爽快感を感じたりした。(本著の作りが素晴らしい。インベさんの本職は写真家。)
私も(ADHD)というにはあまりにも違いすぎるけれど、考えていることや言っていることはそんなに違わないような気もした。
手紙が長いのは同じだ。
あと、言葉にこだわるのも同じ。それと、表現こそ控えているつもりだが他人にとても厳しいのも似ている。
Kのお母さんが言っていることがとてもストレートで、客観的で奇妙な感じがした。
慈善活動のお仕事はできるけれど自分の子どもの子育てはうまくできなかったと自覚していると語っていた。(確認しながら上手に引用して書けばいいものを私の記憶のなんとなくで書いているので表現は異なる。調べながら書いていたらいつになるかわからないので、もう書くことにして書いている。)
が。
私は眠くなってしまった。あ。もう夜中だ寝よう。
おやすみなさい。
追伸。
刑務所に入りたい、精神科の保護室に入りたいというK。
国家に家族を求めたK。
それを取材したインベカヲリ★さん。
Kは横浜に多分居て生きている。
私はインベカヲリ★さんの『声優のアイコ』を取材した記事に乗っているバックナンバーを入手した。想像より厚くて驚いたが増刊号のようだった。
読むのが楽しみだ。
さて。
私は、刑務所に絶対に入りたくない。裁判も嫌だし、絶対に被告人になりたくない。取り調べも受けたくない。本当に大嫌いで大の苦手なのだ。過去の出来事や行為について事細かに言われることが本当に大嫌い。絶対に嫌。それから報道されるのも絶対に嫌。それこそ、死ぬより嫌。もちろん、死刑も嫌だし、懲役も、執行猶予も罰金も絶対嫌。
理由は事実を証言する自身が全くないのと、もしそれができても記憶していられないからである。1回目と2回目は違うことを言うだろうし、自分の良いように解釈するし、周りの人にとっては嘘と捉えられることも言うかもしれない。それらはメディアに記録されるかもしれないけれど拘束されていてはそれを何回も確認することは不可能だろう。そんなわけで、絶対に嫌なのだ。そうなったらそうなったでいいじゃないかとも思えないし、とにかく計り知れないストレスなのだ。だから交通事故にも絶対に遭いたくないし、今まで一度もあったことはない。本当に気をつけている。事故に遭いそうな場面に出くわさないように行動している。(サポートあり)
そんな事を言っていられるのも、ある程度人権が守られているからなのかな。
うーん。擬態しているような状態だからそれも違うんだけどな。と、個人的には思う。
この後は、秋葉原無差別殺傷事件の犯人の手記を読んでから、刃物から身を守るための腕に覚えのない人用の本を読んだ。腕ガードがほしいと思っている。見た目はサッカーのすね当てに似ている。暴力や犯罪からは『逃げる、隠れる、戦う。』があるが、逃げる隠れるができなくてこのままではただ殺されることになってしまう場合のみ戦うことになると書いてあった。その際は致命傷を防ぐのが第一で腕などを怪我するのは想定内とのことだった。私は、フエをいつも持っている。すぐ使えるようにしたい。また危険を知らせる技術で犯人の方を指差しながら『ナイフだ!ナイフだ!』と叫ぶなど知っていれば役立つものが多くあり、読んで良かった。『ナイフを振り回して暴れている!逃げろ!』と叫びながら逃げる、警察が来たら両手を挙げて武器を持っていないことを示せ、など犯人に間違われない方法も載っていた。
バックパックを前にしょって腹や胸を守るのもよいそうだ。中身はパソコンや本などナイフを突き通さないものが必要とか。
鉄板やアルミ板に近いものが思い当たるのでそれを入れたいと思う。
私は、最終手段でひるまないよう、シュミレーションしたい。
Kは、新幹線で。2人席の通路側に座って、窓側の人をまず攻撃した。不意うちに怯んではいけない。やられたとすぐに気づいて次の公道を選択しなくてはならない。逃げる気になればすぐ逃げられた男性が立ち向かってくれ、その人が犠牲になったのだが、丸腰ではやられてしまうのも無理はない。首を守り、使えるものはなんでも使って生き残りたいと思う。窓側の席には座らない。出入り口そばの一番うしろの席の通路側にする。
そんな矢先。
本日2023/10/31埼玉で郵便局立てこもり事件があった。
犯人は年輩の方に見えたが、どうしたのだろうか。
手に持った銃に見えるものは本当に銃なのか。モデルガンやおもちゃではないのか。
人質の無事開放を願う。また、差し入れを拒まず、トイレや休憩も取ってくれることを願う。郵便局ってトイレ有るのかな。
眠い。
おやすみなさい。