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Recruit Blog-WARRIORS2023SA北野伸太郎

Mar 18, 2021-by東京大学運動会アメリカンフットボール部


WR(ワイドレシーバー) 北野伸太郎 (西大和学園高校バレーボール部)
1年の夏休み、サークルも部活も対面での新歓が行われていなくて、部活へのあこがれがあった自分も、大学の部活に対する不安があったせいか、どこにも入らずにただ友達と毎日ひたすら遊んでいた。もちろん楽しかったが、なぜか今まで感じたことのない虚無感、漠然とした不安を感じていた。振り返ってみると、今までは中学受験、部活や大学受験、文化祭や体育祭など何かしら目標があってそれらに向けて頑張ってきたが、大学に入って何も目標を持たずただひたすら遊んでいる自分に嫌気がさしていた。将来何をしたいとかは全然わからないし、頑張るものがなかった自分は夏休みに何か打ち込めるものが欲しいと思って英検に申し込んだり、プログラミングの本を買ったり、小説を読んだりさまざまなことをしてみた。しかしどうしてもどれも続かず、英検に至っては一次試験をサボってしまった。そんな自分でも一つだけ今までの人生でずっと頑張れたものがスポーツだった。正直運動神経はよくないし、今まで部活でつらい思いもしたけど、体を動かすのは好きだし、みんなで一つの目標に向かって頑張るのは好きだ。そもそも今まで受験とか与えられた目標に対して頑張ったことしかないのに、大学4年間ずっと自分から目標を探し続けて頑張るなんて自分には無理だった。そういうわけでもう一度部活に入って頑張りたいなと次第に思うようになった。そして高校同期の誘いもあり、WARRIORSに入ることにした。
こんなことを言うと怒られるかもしれないがWARRIORSの日本一っていう目標にそこまでこだわりはなくて、もちろん試合に出て活躍したいという気持ちや、日本一を目指したいというのは大事だと思う。でもやっぱり同じポジションの同期と比べると自分は運動神経がないなって何十回も思ったし、このままじゃ試合に全然出られないなと感じて悲観的になることが結構ある。それでもみんなで一緒に筋トレとか練習を頑張るのが楽しいし、昨日の自分より技術面でうまくなっていたり、できないことが少しでもできるようになったりして何らかの形で成長を感じるのがものすごく楽しいし、やりがいを感じる。そうやって日々自分が進歩し続けることができるのがWARRIORSの最大の魅力だと僕は思う。
運動が好き、得意な人はぜひともWARRIORSに入ってほしいし、大学に入って、僕みたいに目標を失って毎日が虚無で退屈に感じる人も少なからずいると思う。勉強、サークル、バイトと毎日が同じことのルーティーンで飽き飽きしている人もいるだろう。大学生活物足りないなって感じている人はぜひWARRIORSを見にきてほしい。努力し続ける刺激的な日々で、いつまでも自分を成長させることのできる環境がここにはある。
*現在はSA

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