ちょっといい光景
撮影者の特権?として、アーカイブ映像の中を散歩気分でぶらぶら眺めて歩くことがあります。建設中のビルがずいぶん大きくなったなぁとか、今日はヘリコプターがたくさん飛んでいるなぁとか… さまざまな光景を見つけることができます。
今日はそんな中で見つけた、ちょっといい光景です。
話は少し逸れますが、機械を作るための機械のことを工作機械(マザーマシン)と言うそうです。
先日、あるところでこの工作機械の展示を見る機会(ややこしいですね ^^)がありました。
レーザーで鉄板を手芸のレースのように細かく切り抜いたり、材料を全自動で縦横に削って小さな部品を次々と作っていったり、その様子には迷いや妥協は一切なく「なかなか厳しそうなお母さんだなぁ」と思ったものです。
今回見つけたちょっといい光景はビルを建設するタワークレーンのお話です。
大きなタワークレーンがもう1台のタワークレーンを組み立てて2台になる様子なのですが、職人気質で少し無器用?なお父さんが同じ道に進んだ息子の成長を見守る、といった雰囲気が出ていました。こちらはマザーというよりダッドかなと見立てた次第です。
ぜひそのようなお話としてご覧いただければと思います。
ちなみに工事現場に2台並んだこのお父さんと息子もマザーマシンが作り出した部品でできているんでしょうね。(母は偉大!)
この映像について
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