【オフィス引越し】学校を大改装!「グルーヴ感」を求めて原宿から移転した背景とは
●何度も「オフィス移転」を経た東京R不動産
東京R不動産は2003年に生まれて以降、数々の「オフィス時代」を経験しています。
記憶を辿れば、R不動産のオフィスはいつも何かと大変でした。「倉庫を改装したオフィス」では冬とても寒かったし、「コピー機のないオフィス」ではいつもコンビニに走っていたし...。
「生まれた時」の話はこちら
「もっと広くて便利で、アクセスのいいオフィスがいいなあ」と考えていた時、スタッフの一人が原宿にある物件を見つけてきました。
●「いい感じ」すぎた原宿オフィスの発見(2008)
見てみると、コロッとした愛らしさと、サッシなどディテールのかっこよさがある物件。センスがいいのに「デザイナー物件だぜ!の感じ」もありません。
階段の感じよし、前が砂利道なのもまたよし。しかも、建物前に「いい感じの木」が生えていて、その「"生え方"までいい感じ」だなんて...!?
とにかく佇まいが「R不動産のストライクすぎる!」ということで、予算はオーバーでしたがここの3階にオフィスを移すことに。いろんなご縁で『greenland』と名付け、みんなで大切にして過ごしました。
●11年過ごすと原宿オフィスも手狭に...
しかし、10年余りを過ごすうちにメンバーがどんどん増え、だんだんこの『greenland』も窮屈に。
その間に誕生したグループ企業もあるのですが、成長を続けて『greenland』に入りきらなくなり、各グループはバラバラの拠点で活動するようになりました。
そんな中ついに2019年、「そろそろもっと広い拠点に移って、散らばっているみんなで集結したい!」と、オフィスの移転を決断。
各グループがアメーバのように独自で活動するのではなく、もっとこう「全体の『グルーヴ感』を高められるようなオフィス」を目指し、新たな物件探しが始まりました。
●もともと「学校」だった物件を目白に発見 (2019)
そんな時出会ったのが、もともと学校だったこちらの建物。
地上3階と地下1階、つまり一棟まるまる貸し出されていました。入ってみると中は「スケルトン状態」で天井は抜かれて高く、床はPタイルでレトロな雰囲気があります。
階段や水回りなどに「学校らしい味わい」の残る構造で、訪れたメンバーたちは「おやおや、なんだかいいのでは...」。
●そのまちは「ひとの暮らし」が感じられた
そして、この物件のあるのは『目白』という場所。今まではあまり馴染みのない地でしたが、実際訪れてみるとこんな良さがありました。
そんなわけで目白の「便利さ・暮らしの感じ」が、東京R不動産のグループに丁度いい気がしてきたのです。
●次の拠点はこの『目白センター』にしよう
この物件がとても気に入った私たちは、ここを『目白センター』と命名。一棟借りしてリノベーションし、自分達の新しいオフィスにしようと決めました。
一箇所に集まることでグループ同士がシームレスになり、交流が「自然発生的に」生まれるようなオフィスを目指して、「余白」いっぱいの学校に手を加えていきます。
●次回、『目白センター』の中を紹介!
そのような経緯で移転したこの『目白センター』には、ご紹介したいポイントが盛りだくさん。3年を過ごした今、オフィスの中を次の記事で初めてご紹介します。