41話:はつゆきさくら/SAGA PLANETS これは復讐の物語だ
久しぶりに買ったゲームを攻略しました。
泣きたいと思って検索して、泣けるゲームという話で買ったのですが、自分的には泣くには少し惜しいゲームでした。
それでも最近読んだテキストの中でも良かった方なので、感想を柔らかめに書いていきます。
はつゆきさくらの世界観
卒業がテーマです。
ルートはラン(プロローグ)→綾orあずま→希orシロクマ→桜(グランドエンディング)とこなしていきました。ランは初回固定、桜はほかの全員をクリアしないと出ないです。
OPまでが早い
とりあえずOP曲までが長いゲームが多い中、今回はすぐにOP来たのでストレスがなかったです!
ただ、それぞれのルートがまあまあボリュームあるので、ゆっくり楽しんでください。
歌がいい
曲調は古いんだけど、ここぞというところでかかるので良です。
まずはOP曲。神曲。
次は、いいところでかかる挿入曲のダバダ。
戦う前とかにかかってたかな。ダバダ〜。
ヒロインたちはこんな感じ
どのルートでも主人公の初雪は、とある人に復讐をしようとしています。めちゃグロい。だから割とシリアスめな全体構造になっています。ラブちゅちゅじゃないです。ラブちゅちゅもあるけど。よろしくお願いします!
綾
いちばん好きなヒロインでした!!!!! ちょっとミステリアスで、デレるときがかわいい。元カノとしてどのルートにも存在しているのが強い。初雪がなんだかんだいちばん信頼を置いているヒロインな気もします。この子は恋が叶わないのでめちゃくちゃ切ない……。初雪のために自分を犠牲にできる女。
シロクマ
お嬢様で世間知らずの女の子。中◯生のときはさすがにHシーンなくて(妄想はあったけどw)、そのメーカー的良心はよかったですw
学園に入学してからはしっかり成長しているのが描かれていました。純粋ゆえ主人公の心を溶かしたところがあったのかな。二人のやりとりは兄妹って感じ。あんまり色気なし。
あずま
激かわな後輩ちゃん。声がすごくよかった!! です!! 声が良すぎて2番目の好きキャラ。
あずまはスケート選手だけど、いわれなき誹謗中傷を受け続けてきたというエピソードを持つ少女。そしてそれを救う初雪! 初雪がダンスのパートナーになるんだけど、練習しなくてもそこそこうまい! なんで!?
彼女の心の闇がゴーストになっていた作りは面白かった。ロリかわいい。
希
キャラがヤバいw 一人称が俺キャラ。この子もあどけなく純粋だったのに、作中に大きく成長をした子でした。
ラストの兄と戦うシーンもカッコよかった。最初は頼りなかったのに、ラストには学校のみんなに頼られるポジションになっていました。
桜
こちらはメインヒロインの桜。
いちゃいちゃしているシーンが多めで、なるほどメインヒロインって思いながら読み進めていたけど、心は完全に綾ちゃんにあるので私は無の表情でした。
真相がわかったときは、えーっ!?が来て、なるほど泣けるというのはここか……となる。
ずっと主人公のことを見守り続けていたエピソードはさすがに胸に来ました。いいメインヒロインだった。
どのルートでも春に至れない主人公が卒業をする話は、グランドエンディングで回収されます。
名言的なやつ
ランちゃんは初雪と一緒に暮らしている唯一の家族。偶然いい言葉をキャプっていたので貼っときます。
もっと知りたい方は、名言まとめがあったのでよかったら見てみてください。
はつゆきさくらで学べたこと
「バッドエンドでもヒロインが納得するならハッピーに至る」ってところかな。違ったらごめんなさい。
私が初めて体験したことがふたつあって。
ひとつは主人公が悪者ムーブだったこと。そんなんありかと思いながら、読み味が新鮮でした。
もうひとつはグランドエンディングで鬱エンド?みたいなすげえのが来たこと。でもラストを見てそこまで苦しくなかったのは、桜の明るさのおかげだと思う。そう考えると彼女は、ちゃんとヒロインだったんだなあ。
久しぶりに楽しかったです。
いい時間をありがとう。卒業おめでとう!
おしまい。
エロゲは卒業しない東京ニート的評価「はつゆきさくら」A
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?