ゲーム会社勤務のイケメンにファストフード女扱いされた日のこと
ステイホームが明けたら一気に婚活を畳みかけるために、アプリを駆使して出会いストックを着々と増やしています。どうもこんにちはP香です。
今日はわたしが過去に一度会っただけでサヨナラすることになったプチ珍事件をお送りします。まずプロフィールがコチラ↓
名前 M治
職業 ゲーム会社勤務
年収 1200-1500万円(自己申告)
年齢 34歳
外見 クラスに一人はいるレベルの長身イケメン
わたしは最初から再三お伝えしていますが、イケメンが大好物です!!
イケメンであれば多少のこと、いや大抵のことには目をつぶれる自信があります。
新橋のSL広場という待ち合わせを指定された時も、通常であればなんであんなに人混みをチョイスするんだ・・・と会う前からセンスを疑いかねないのですがイケメンは違います。
はい、かしこまりました!SL広場ですね、全力で向かわさせていただきます!!なんなら30分前に参上いたします!!という具合になります。イケメンって罪ですね。
ゲーム会社勤務ということもあり、ワンピースにスニーカーでカジュアルダウンさせ、巻き髪ダウンヘアで女っぽさアピールも忘れないスタイルで向かいました。
そんなイケメンと無事待ち合わせを果たし、高鳴る胸の鼓動を抑えきれないまま到着したのは、レストランはおろか居酒屋でもなく、某牛かつ屋さん。
腹ごしらえを先にするタイプなのかな?まあお腹もすいてるし先に食べましょう!と気を取り直してカウンターに並んで座ったところでM治が真顔で一言。
「ごはんお替り自由だからたくさん食べて!僕がごちそうするから」
え?!え?!まさかのこちらが本日のメイン戦場でございますか?
ごはんをお替りすることはプラスになるのか、マイナスになるのか?
拙者はわかりませぬ~~
ということで軽く開き直ってビールを頼み、ごはんもお替りしてやりました。
お察しの通り僅か40分弱でお店を出ると、2月中旬という極寒の中外の喫煙所へ真っ先に向かう彼。
ついたてを挟んでたたずむ私。
さみーよ、さみーよ、さむすぎるよ。いくらイケメンに甘い私でも、だんだんとイライラが募る・・・
2本目のたばこにさしかかりそうなタイミングで、いい加減にしろよ?と思いながらもなんとか笑顔を保っていたところ彼から提案が。
「もう少し一緒にいたいので、背中を合わせて会話ができるところへ行きませんか?」
えーーーっと。えーーーーーーーと。え?
肩を並べて牛かつを食したあとは、ついたてを挟んで放置プレイをし、しまいには背中を合わせて会話だと?
読者のみなさんの中に一度でも背中を合わせた会話をお誘いした方がいるならご教示願いたい。ご存じの方がいない限り、彼は背中で会話をすることができる特殊能力を持ち合わせたイケメンということになる。
何度考えても意味がわからないので、問いかけたところ
2人っきりになれる部屋に・・・とボソボソ言い出した彼。
あ~~はいはい理解しました。ラブホテルということだったんですね。
牛かつでお腹いっぱいにした後は一服をして、GO TO HOTÈLってわけですね!
手っ取り早くイケメンと一つになれるチャンス♡もっと早くそういうってくれれば・・・
ってなるかボケーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!
わしは安い早いうまい!の三拍子がそろったファーストフード女か!
寒空の下で待たされた挙句、婚活疲れがたまりにたまっていた私は、一瞬でイケメン神話説がプッツン崩壊。
そんなにやりたいなら風俗にいけ!せめて雰囲気のある食事に連れてってくれ!
毎回そんなやり方で誘ってるなら女に対して敬意がない!!!馬鹿野郎!クソ野郎!うんこ野郎!!!!
等々、うっぷんを晴らすかのような怒涛の口撃。今思えばただの八つ当たり。
だけど彼は驚きながらもなぜか目を潤ませ、一言。
「ぼ、ぼ、ぼくをそんなにいじめないでください~~~!!!
でも、もう一度会ってもらえますか?」
え、まさかのドMですか?
SL広場がSM広場に一夜だけ変わったのでした。
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