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コットン100%パンツ女にイケメン広告代理店マンを取られた話(1/2)

金曜20:00 恵比寿某ビストロ 
ぴったり17:30定時で帰社した私は、既にスタバでゆっくりカフェをし、メイク直しも済。
今日は待ちに待ったクリエイターとの合コン!こんばんは、G美です♡

キラキラ職業ハンターとしては出会っておきたかった、「クリエイター」
しかも内訳はデザイナー。コピーライター、デザイナー。
ああ、素晴らしきデザイナーサンドイッチ。
オシャレな私服に、おしゃれな髪型、素晴らしいセンス、大好物の長髪&髭も来ちゃったりして~~~!!

というわけで今日は仕事終わりに華麗に衣装チェンジしてきちゃいました。
オフィスカジュアルは早々に脱ぎ捨て、背中見せトップスに敢えてのワイドパンツ、大ぶりデザインピアス。最低限ダサイと思われることだけは避けたい・・!

そんな思いで参加した合コンは可もなく不可もなく終わり、私は一人の男性にまさかのぞっこんラブビームを送られることになるのです。

名前 Y平
年齢 34歳
職業 大手広告代理店コピーライター
年収 1200万
外見 身長180cm 着飾らないシンプルイケメン

Y平は初対面から好印象でした。でしゃばることもなく、面白いことを言う。
会話の空気を読む力も長けていて、女子への配慮も忘れない。
これはさぞかしおモテになるだろうな~~と、憧れと諦めを同時に抱いていました。

すると合コンの帰り道に一通のLINEが。
「一目ぼれしました。また会ってほしいです。」

きゅん。
ありがちな言葉かもしれませんが、“ひとめぼれ”って言葉をストレートに使ってきた人は自分史上初でした。もちのろん、一発KOです。

そこから何度かデートを重ね、Y平の家にも行くようになり、それはもうラブラブな日々。
ああ・・・順調という名の追い風が私にもやっと吹いてきた。気になるポイントがあるとしたら、ボクサーパンツではなくぺらっぺらのトランクスを履いているという点かしら・・。

普段海外製の下着しか身に着けない私は、男性にはカルバンクラインの浅いボクサーパンツを履いていてほしい。いやそんなのは贅沢な悩み。モーマンタイ!モーマンタイ!

といった具合でカップルの鬼門と言われる3か月も経とうとしたころ、事件は起きました。

つづく…

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