プライドだけはタワマン級な不動産営業マン(1/2)

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【P香&G美からの他己紹介】
名前: U子
職業: 官公庁
似てる芸能人: 二階堂ふみ
趣味: Netflix鑑賞、マンガ
理想の異性: 結婚向きのパーフェクトバランス男
戦闘タイプ: 超保守的戦略型

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はじめまして。U子です。

東京には華やかな人がたくさんいるけど、わたしはとにかく結婚向きの職業、性格、外見（子供の容姿に関わるから）のすべてが中の上くらいのパーフェクトバランス男を探し求めてきました。
そして現状はというと、こんな人↓とほぼ付き合っているような関係です。
＞名前：S也
＞職業：不動産営業マン
＞年齢：同い年
＞年収：推定400万
＞外見：167cm、ちょっとシャクレてるけど見る人によってはイケメン？
S也は高校の同級生で、みんなで飲んだ時に帰る方向が同じだったので一緒にタクシーに乗ったのだが、「これからうちで飲みなおさない？」と誘われたので、軽い気持ちで家に行きました。
そこからは週に３〜４日くらい彼の家に泊まりに行っています。
たまに外食に行くけど、いつもきっちり割り勘です。彼がわたしの家に来たことはありません。あと、「好き」とか「付き合いたい」とかは一度も言われたことありません。愛する友の「それセ◯レやーん」と言う声が聞こえてきそうだけど、でもいいんです。彼のような中の中の男は本来わたしが相手にするような男ではないので。

こんな状態なので婚活はしっかり続けてます。そういえばこの前合コンで出会った総合商社の男性はすべての項目が上の上で、まさにパーフェクトヒューマンでした。でもさすがにわたしなんかに興味はないと思います。女性陣には目もくれずクールに微笑んでいました。あ〜カッコよかったな・・・。
話が逸れてしまいました。落ち着けわたし。そんなこんなで今日も仕事終わりに一度家に帰って着替えを持ち、メイクを直してS也の家に向かいます。S也の家は永福町のクソ狭い１R、ベッドはクソ狭いシングルです。最近首が痛いのは、このベッドでS也に気を使いながら寝てるからかな？

そんな日々が続いた１週間後、わたしはなぜかS也の兄のマンションにお邪魔してます。吉祥寺のタワマンでした。S也はこの兄のことをずいぶん自慢してくれました。「大手不動産会社の総合職」だとか「奥さんがキレイだ」とか「あの年でこのマンションを買えるのはすごい」だとか色々言っていましたが、正直あまり覚えてません。
なぜならわたしは例の商社マンのことで頭がいっぱいだからです。実は数日前に彼から食事のお誘いが来たのです！ジーザス！！生きててよかった！！でも元ガリ勉のわたしは最も効率の良い暗記法は知ってても、自分より遥かに格上の敵を倒せるゴムゴムのギア3rdみたいな隠し技なんてありません・・・。今日はさっさとこんな所からオサラバしてG美とP香に相談しないと！！！！

続く・・・