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「住む世界が違う」には2種類の意味がある 〜高学歴高収入に恐怖を感じているあなたへ〜
「住んでいる世界が違う」
得てしてこの言葉は、身分違いの男女の間で交わされる言葉である。
ある時は相手を傷つけるとどめの言葉であり、
ある時は、どう頑張っても愛する人の隣にいるにふさわしい人間になることはできない、諦めの混じった悲痛な叫びであり、
ある時は、家柄を重んじる親から発せられる、2人を引き裂く恐怖の言葉であろう。
ただ、本当にそれだけなのだろうか。
今回は、私がある一つの恋から学んだ、「住む世界が違う」のもう一つの意味についてのお話。
高学歴高収入に漠然とした不安や焦りを感じ、さらに恋愛がうまくいっていないそこの男性、ちょっと読んでいきませんか?
そして、そんな男性を落としたい女性のあなたにも、ヒントがあるかも。
私は自分のことを何も持っていない女の子だと思っている。
学歴も、社会的地位も、お金も持っている人間が羨ましくて仕方がない。
では、そんな男性は私のことをどう見ているか…。
どうやら彼らにとって私は非常に珍しい人間であるようです。
そりゃあそうですよね。
彼らは当たり前のように一流大学に行き、一流の職業につき、有名企業で働き、社会的に申し分のない地位を得ているわけです。
かたや、頭もそこまで悪くない、努力すればある程度いい大学に行けるであろう女の子が、大学にも行かず、しかも企業に勤めることもやめて、自分で仕事を創り出しているのだから。
仕事を創り出していると言うと聞こえはいいかもしれませんが、私はあることがあってから、自分は絶対に「代表取締役社長」という立場にはならないと決めています。
つまり、私は会社の社長になるつもりもないということなのです。
好きな時間に起きて、好きな時に遊びに行き、好きな時に好きな分だけ稼ぐ。
もちろん私も仕事の質によっては2〜3ヶ月鬼のように拘束されることもあるのだけれど、そういう仕事は極力スパンを空けるようにしています。
彼らにとってはそれはとても不思議な生活であり、しかし非常に興味深いことのようです。
彼らの多くは、面白い、すごい、尊敬する、羨ましい、といった興味や賞賛を示す言葉を並べます。
そして、一旦は私への強い興味を一種の恋愛と勘違いしてしまうこともあるようです。
しかし彼らの中には、冷静に考えてみると、私に強い恐怖を感じてしまう人間が多いようです。
君を満足させられない、飽きられてしまう、僕は面白い人間ではないから、
僕は君にはふさわしくないから、一緒にはいられないよ。
そんな言葉を飽きるほど聞きました。
私からすれば、学歴も収入も社会的地位も申し分ない彼らが、何に恐怖を感じるのか、最近まで全くといっていいほどわかりませんでした。
はたから見れば、優秀な男性と、何もないその辺の女の子。
釣り合うわけないと周りに言われるのがオチだと思うのですが、どうやら当事者の彼らはそういった考えではないようなんです。
彼らはもしかしたら、「安定」という言葉に強い恐怖を持っているのかもしれません。
高学歴ニート、大企業のリストラ、倒産が当たり前になってきて、決して自分たちが100%一生安泰とは言い切れない世の中になっていることに、いささかの不安を感じているんだと思うのです。
もちろんそうではない男性もたくさんいるはずですが、そういう男性は、まず私のようなジャンルの女の子には興味すら示しません。
ある人に、君はどんなタイプの男性が好きなの?と聞かれました。
これは非常に難しい問題なのだけれど、私はその時こう答えました。
「安定していない人がいい」と。
これが私の本心なのかは難しい問題なのだけれど、
「今日借金が5000万あっても、来年は年収5億」みたいな、よくわからないけど行動力は半端ないんだな、みたいな人は、一緒にいても飽きないだろうなと常々思っています。
ので、簡単に「安定していない人がいい」と言ったのですが、食い気味で、「俺安定してるよ!」って言われたんですよね。
確かにあなたが半端じゃなく高収入なのは重々承知しているし、数年働けば一生慎ましく暮らせるくらいの収入が得られることもよくわかっているし、どちらかと言えばそういう人の方がいいのも事実w
けど、「安定している人が好き」なんてつまらない女っぽくてどうしても言えないんです。
安定にも色々な安定があるしね。
私には彼のその「安定してるよ!」の発言の裏に、何かしらのコンプレックスや焦りがあるように感じられてならなかったのです。
よくよく考えてみると、彼らは頭が良く、一流大学に行くのが当たり前で、一流の職業につくのも当たり前で、有名企業に勤め、高い年収を稼ぎ出すことが当たり前のことなのです。
なんの疑問も持たず、当たり前のように歩いてきたその人生は、もしかしたら、
彼らに「自分は平凡すぎる人間だ」という間違った認識を与えてしまうのではないでしょうか。
そんな自分でも気づかないコンプレックスと、安定は正義であるという考えを持った彼の前に、「安定していないことを正義とする」とのたまう女が現れたことで、その瞬間にすでに彼の中の何かは崩壊し、私と一緒にいたらいつか自分が完全否定される可能性を感じ、私との歯車は狂っていたのかもしれません。
そんな彼が私の元から離れていった理由もやはり、「君にはきっといつか飽きられてしまう」でした。
私としては、高学歴、高収入、地位も完璧という人には、ぜひそんな自分に疑問を感じずに、ドヤ顔で一生を終えていただきたいと思っているのです。
だからそういう人たちの生き方を否定するなんてあり得ないし、むしろあやかりたいと常に思っています。
けど彼らにとっては、私の存在自体が、自分達の存在を脅かすものなのでしょう。
最近言われている、高学歴でも意味ない、とか、終身雇用崩壊とか、そういった不穏な言葉の塊にしか見えないのではないか。
そして私が人生を充実させて、ある程度のお金を稼ぎ出して、社会的地位のある人たちとつるんで生きていることは、
彼らにとって、じゃあ、正攻法でやってきた俺たちってなんなんだろうと思わせてしまうことなんじゃないか。
私はいわばアレルギー物質みたいなもので、自分の身を守るためには拒絶するしかないんじゃないかって、そんな風に思えます。
彼らは私のように奔放で何にでも好奇心があって、しかもその好奇心にいつでも飛び込んでいってしまう存在が、興味深くも恐ろしくてならない。
そんな感じなのかもしれませんね。
僕は君には釣り合わないんだという言葉を聞いて、僕と君、逆でしょ!といつも思っていたけれど、多分彼らは本心からこの言葉を言うんだと思う。
そして、それとともに語られるのが「住んでいる世界が違いすぎて…」という言葉。
これも、上の階級の人が私を馬鹿にして言っているんだなと解釈していましたが、この「住んでいる世界」というのは、上下のことではなくて、横。軸のことなんですよね。
これを言われちゃうと私は本当に傷つくんです。
だって軸はそうそう変えられないからね。
きっと彼らも軸を変えることはできないから、私と一緒にいるのは無理だと言うのでしょう。
住む世界が違いすぎる…
これは、本当に一生交わることがない類の世界のことなので、これを言われると、ああ、本当に無理なんだなと思います。
何も持っていない女の子と一口に言っても、多分その中には数種類の女の子がいて、私とはまた別の世界に住んでいるんだろうなと思う今日この頃です。
難しいですね。
まあ、簡単に言うと、私はお金を持っている人は好きです!笑
なので、怖がらないで!www
これを読んであなたが何を感じたのかはわかりません。
ただ一つ言いたいのは、贅沢な悩みを抱えているだけのあなたが、漠然とした恐怖を理由に、興味深いと思っている女性を遠ざけるのはすごく勿体無いと思うのです。
「君とは住む世界が違うんだ」
そう言ったことがある方、考えを改めてみませんか?
そして、そんな男性を落としたいと思っているあなた。
正直、その方法の答えは、私には一生かかっても出せそうにありません。
これという答えがあれば教えてください。
私には、軸さえも飛び越せる力があると思っています。
だから今日も私は好奇心だけで生きていたい、そう思うの。
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