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【連れ去り離婚 #25】調停(5回目)
2015年05月xx日(水)
[連れ去りから306日後]
今日は5回目の調停。財産目録をお互い持ち寄ることになっている。
前回の調停から1ヶ月ちょっとの間に、いろいろと資産状況を整理した。入手が間に合わなかった証拠書類がいくつかあるけど、とりあえず数字は埋めることができた。
いつものように調停室に呼ばれ調停が始まる。
1ターン目
こちらが作った財産目録を調停員に提出する。
調停員のふたりともその目録を見て驚いていた。
「これ、弁護士さんじゃなくてご自身で作られたんですか?」
こっちは金融機関のシステムエンジニアなんで、帳票なんかはよく見ているので、わかりやすいように体裁はちゃんと整えている。手元ではエクセルなので妻側の提出された財産目録を入力すれば分与額まで計算できるようになっている。
また、それぞれ証跡として別居日を基準日とした証拠資料も合わせて提出した。
面会交流についても離婚を譲歩する条件に挙げているので、その点についても相手に求めてもらうよう調停員にお願いした。
2ターン目
相手からの財産目録の提示はなし。
出てきたのは通帳の不鮮明なコピーが2枚。しかも、明らかに紙で隠して居る部分があり、かなり怪しい。
それだけでなく、こちらが財産目録の負債欄に記載した別居時直近のクレジットカードの支払い額に難癖をつけ、別居前2ヶ月分のクレジットカード利用明細と、すべての銀行口座の取引履歴を提出するよう求めてきた。
相手の不鮮明な通帳のコピーでは受け入れられないので、鮮明なコピーを要求することと、なぜクレカや口座の明細まで出さないといけないのかを確認してほしいと伝え2ターン目は終了。
面会交流については相手がまだ保留にしたいと話してるとのこと。それでは話が進まないので、そこは調停員がちゃんと説得してもらうように依頼した。
3ターン目
明細を求めてる理由について調停員は
「奥さんの弁護士さんが『知る必要がある』と言っている」
とのこと。
いや、そうじゃなくて出す義務があるのかを聞いてほしいのに、そういうことじゃないんだよ。調停員に再度確認してほしいと伝えると
「今日はもう帰りました」
と言われる。はぁ…前回に引き続きまたこのパターンか。
通帳のコピーの件は、次回持ってくると言っていたそうだ。
面会交流については、調停員が裁判所の調査官を入れて進めていくことを提案して相手が合意したそうだ。
もやもやしたまま終了
結局今日は分与額も決まらないまま終了。
相手の通帳のコピーは明らかに隠してコピーしてあり、さらに意図的とも思える不鮮明さ。
調停からの帰り道、妻が別の口座を持っていることを思い出す。それも出してもらわないと計算できないから、逆に言えば今回決まらなくてよかったのか?
面会交流は調査官が入ることが決まった。これは少し前進できる気がする。
ちゃんと第三者に入ってもらって公平な判断をしてもらいたい。
そんな事を考えながら家に帰った。
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